ファーム日本選手権 2019

2019年のファーム公式戦は全試合日程が終わり、順位も決定しました。最後はイースタン、ウエスタンそれぞれの優勝チームが対戦するファーム日本選手権を残すのみです。

 

イースタン・リーグからは東北楽天ゴールデンイーグルスが、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場し、ファーム日本一を決定します。

 

今シーズンのイースタン、ウエスタンの順位を振り返りつつ、ファーム日本選手権の結果も追っていきます。

 

こちらも併せてどうぞ。

ファーム日本選手権の開催要項についての記事です。

 勝敗表

2019年イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ別の勝敗表です。

※ 試合数が各チームで異なるのは、雨天中止時の振替試合が行われないためです。

 

◆イースタン・リーグ

チーム 試合数 勝率 ゲーム差
楽天 123 70 48 5 .593 -
ロッテ 125 66 52 7 .559 4.0
DeNA 126 66 57 3 .537 6.5
巨人 126 62 54 10 .534 7.0
ヤクルト 131 61 68 2 .473 14.5
西武 119 49 66 4 .426 19.5
日本ハム 128 48 78 2 .381 26.0

 

◆ウエスタン・リーグ

チーム 試合数 勝率 ゲーム差
ソフトバンク 117 62 46 9 .574 -
オリックス 117 55 53 9 .509 7.0
阪神 120 57 58 5 .496 8.5
中日 119 51 58 10 .468 11.5
広島 121 53 62 6 .461 12.5

※ 全日程終了後の成績です。

 

 個人成績 -投手成績-

規定投球回以上のランキングです。

規定投球回 = チームの試合数x0.8

(端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げとする)

 

◆イースタン・リーグ

(防御率)

順位 選手名(チーム) 防御率
1 中川 虎大(DeNA) 2.25
2 相内 誠(西武) 2.87
3 藤平 尚真(楽天) 2.91
4 髙田 萌生(巨人) 2.99

(セーブ)

順位 選手名(チーム) セーブ
1 小野 郁(楽天) 14
2 風張 蓮(ヤクルト) 11
3 堀岡 隼人(巨人) 9
4 大谷 智久(ロッテ) 8
4 南 昌輝(ロッテ) 8

 

◆ウエスタン・リーグ

(防御率)

順位 選手名(チーム) 防御率
1 中田 賢一(ソフトバンク) 3.02
2 馬場 皐輔(阪神) 3.17
3 東 晃平(オリックス) 3.84
4 ローレンス(広島) 4.51

(セーブ)

順位 選手名(チーム) セーブ
1 漆原 大晟(オリックス) 23
2 齋藤 友貴哉(阪神) 8
3 川原 弘之(ソフトバンク) 7
3 福永 春吾(阪神) 7
3 今村 猛(広島) 7

※ 全日程終了後の成績です。

 

 個人成績 -打撃成績-

規定打席以上のランキングです。

規定打席 = チームの試合数x2.7 (端数は四捨五入とする)

 

◆イースタン・リーグ

順位 選手名(チーム) 打率
1 山下 航汰(巨人) .332
2 関根 大気(DeNA) .329
3 北村 拓己(巨人) .290
4 松原 聖弥(巨人) .287
5 藤井 亮太(ヤクルト) .281
6 山野辺 翔(西武) .271
7 茶谷 健太(ロッテ) .271
8 戸川 大輔(西武) .262
9 安田 尚憲(ロッテ) .258
10 内田 靖人(楽天) .258

 

◆ウエスタン・リーグ

順位 選手名(チーム) 打率
1 石川 駿(中日) .317
2 田城 飛翔(ソフトバンク) .307
3 増田 珠(ソフトバンク) .278
4 サンタナ(広島) .269
5 九鬼 隆平(ソフトバンク) .259
6 真砂 勇介(ソフトバンク) .253
7 川瀬 晃(ソフトバンク) .246
8 島田 海吏(阪神) .242
9 板山 祐太郎(阪神) .240
10 三森 大貴(ソフトバンク) .239

※ 全日程終了後の成績です。

 

 リーグ別・リーダーズ

各部門の首位選手です。

 

◆イースタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
防御率 中川 虎大(DeNA) 2.25
勝利 中川 虎大(DeNA) 11
勝率 藤平 尚真(楽天) .818
奪三振 藤平 尚真(楽天) 107
セーブ 小野 郁(楽天) 14

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
本塁打 安田 尚憲(ロッテ) 19
打点 安田 尚憲(ロッテ) 82
出塁率 北村 拓己(巨人) .414
安打 安田 尚憲(ロッテ) 116
盗塁 山野辺 翔(西武) 29

 

◆ウエスタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
防御率 中田 賢一(ソフトバンク) 3.02
勝利 秋山 拓巳(阪神) 10
勝率 中田 賢一(ソフトバンク) .667
奪三振 馬場 皐輔(阪神) 88
セーブ 漆原 大晟(オリックス) 23

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
本塁打 メヒア(広島) 21
打点 メヒア(広島) 56
出塁率 石川 駿(中日) .368
安打 田城 飛翔(ソフトバンク) 108
盗塁 真砂 勇介(ソフトバンク) 26

※ 全日程終了後の成績です。

 

 記録による表彰

2019年度の個人タイトルです。

 

◆イースタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
最優秀防御率投手賞 中川 虎大(DeNA) 2.25 初受賞
最多勝利投手賞 中川 虎大(DeNA) 11 初受賞
最多セーブ投手賞 小野 郁(楽天) 14 2年連続2度目
勝率第1位投手賞 藤平 尚真(楽天) .818 初受賞

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
首位打者賞 山下 航汰(巨人) .332 初受賞
最多本塁打者賞 安田 尚憲(ロッテ) 19 初受賞
最多打点者賞 安田 尚憲(ロッテ) 82 初受賞
最多盗塁者賞 山野辺 翔(西武) 29 初受賞
最高出塁率者賞 北村 拓己(巨人) .414 初受賞

 

◆ウエスタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
最優秀防御率投手賞 中田 賢一(ソフトバンク) 3.02 初受賞
最多勝利投手賞 秋山 拓巳(阪神) 10 3年ぶり3度目
最多セーブ投手賞 漆原 大晟(オリックス) 23 初受賞
勝率第1位投手賞 中田 賢一(ソフトバンク) .667 初受賞

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
首位打者賞 石川 駿(中日) .317 初受賞
最多本塁打者賞 メヒア(広島) 21 2年連続2度目
最多打点者賞 メヒア(広島 56 2年連続2度目
最多盗塁者賞 真砂 勇介(ソフトバンク) 26 初受賞
最高出塁率者賞 石川 駿(中日) .368 初受賞

 ファーム日本選手権

2019年10月5日(土)13時から、サンマリンスタジアム宮崎で開催されたファーム日本選手権。

イースタン・リーグからは東北楽天ゴールデンイーグルスが、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場しました。

 

どちらのチームがファーム日本一になったのか、ファーム公式戦の最後の試合となるファーム日本選手権の結果を見てみましょう。

 

◆試合結果

福岡ソフトバンクホークスが4年ぶり4回目のファーム日本一になりました。

 

楽天 3-6 ソフトバンク

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 2 3 1 0 0 0 0 6
楽天 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3

 

◆表彰

★勝利チーム

 福岡ソフトバンクホークス

 一般社団法人日本野球機構よりペナント、チャンピオンフラッグ

 出場球団資金(勝利チーム)

 福岡ソフトバンクホークス

 一般社団法人日本野球機構より 100万円

 出場球団資金(敗戦チーム)

 東北楽天ゴールデンイーグルス

 一般社団法人日本野球機構より 50万円

★表彰選手

 最優秀選手賞

 二保 旭 選手(福岡ソフトバンクホークス)

 一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金50万円

 ミズノ株式会社より商品券10万円分

 霧島酒造株式会社より特別蒸留「きりしま」

 優秀選手賞

 栗原 陵矢 選手(福岡ソフトバンクホークス)

 川瀬 晃 選手(福岡ソフトバンクホークス)

 一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金20万円

 霧島酒造株式会社より特別蒸留「きりしま」

 

 

2019年のファーム日本選手権は福岡ソフトバンクホークスが日本一に決まりました。

 

ファーム日本選手権が終わると秋季教育リーグであるフェニックスリーグが始まります。

切磋琢磨して来シーズンは1軍で活躍する姿を楽しみにしています。

 

今回はイースタン、ウエスタンの成績と、ファーム日本選手権の結果を調べてみました。

 

出典元

NPB公式サイト ファーム公式戦

  http://npb.jp/farm/2019/

NPB公式サイト ファーム日本選手権

  http://npb.jp/farmchamp/2019/