ファーム日本選手権 2023

2023年のファーム日本選手権はイースタン・リーグからは読売ジャイアンツが、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場しました。どちらのチームがファーム日本一になったのでしょうか。

 

今回は今シーズンのイースタン、ウエスタンの順位と成績とファーム日本選手権の結果を振り返ります。

 

こちらも併せてどうぞ。

ファーム日本選手権の開催要項はこちらでご確認ください。

 

 

 

 勝敗表

2023年イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ別の勝敗表です。

 

※ 試合数が各チームで異なるのは、雨天中止時の振替試合が行われないためです。

 

◆イースタン・リーグ

チーム 試合数 勝率 ゲーム差
巨人 124 74 44 6 0.627 -
楽天 129 78 48 3 0.619 0
西武 124 71 49 4 0.592 4
DeNA 132 59 66 7 0.472 18.5
日本ハム 128 54 67 7 0.446 21.5
ヤクルト 122 45 73 4 0.381 29
ロッテ 124 43 75 6 0.364 31

 

◆ウエスタン・リーグ

チーム 試合数 勝率 ゲーム差
ソフトバンク 123 67 49 7 0.578 -
オリックス 122 64 49 9 0.566 1.5
広島 113 53 52 8 0.5047 8.5
阪神 119 56 55 8 0.5045 8.5
中日 112 33 70 9 0.320 27.5

※ 全日程終了後の成績です。

 

 チーム別 勝敗表

2023年イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグそれぞれのチーム別勝敗表です。

 

◆イースタン・リーグ

チーム G E L DB F S M 交流戦
H B T D
巨人:G *** 13-9
(1)
11-10 14-6
(2)
10-9 14-5
(1)
12-5
(2)
--- --- --- ---
楽天:E 9-13
(1)
*** 12-8 12-11 12-7
(1)
16-5 16-2
1
--- 0-1 --- 1-1
西武:L 10-11 8-12 *** 15-4
(1)
13-10 11-8
(1)
13-4
(2)
-- --- 1-0 ---
DeNA:DB 6-14
(2)
11-12 4-15
(1)
*** 14-7
(3)
9-9
(1)
12-9 2-0 1-0 --- ---
日本ハム:F 9-10 7-12
(1)
10-13 7-14
(3)
*** 14-4
(1)
7-13
(1)
--- 0-1
(1)
--- ---
ヤクルト:S 5-14
(1)
5-16 8-11
(1)
9-9
(1)
4-14
(1)
*** 14-9 --- --- --- ---
ロッテ:M 5-12
(2)
2-16
(1)
4-13
(2)
9-12 13-7
(1)
9-14 *** 1-1 --- --- ---

※ 勝-敗(引き分け)

 

◆ウエスタン・リーグ

チーム H B C T D 交流戦
E L DB F M
ソフトバンク:H *** 17-12
(2)
16-11 17-13
(2)
16-10
(3)
--- --- 0-2 --- 1-1
オリックス:B 12-17
(2)
*** 15-13
(2)
17-8
(2)
18-10
(2)
1-0 --- 0-1 1-0
(1)
---
広島:C 11-16 13-15
(2)
*** 15-14
(3)
14-7
(3)
--- --- --- --- ---
阪神:T 13-17
(2)
8-17
(2)
14-15
(3)
*** 21-5
(1)
--- 0-1 --- --- ---
中日:D 10-16
(3)
10-18
(2)
7-14
(3)
5-21
(1)
*** 1-1 --- --- --- ---

※ 勝-敗(引き分け)

※ 全日程終了後の成績です。

 

 個人成績 -投手成績-

規定投球回以上のランキングです。上位5位まで表示します。

規定投球回 = チームの試合数x0.8

(端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げとする)

 

◆イースタン・リーグ

(防御率)

順位 選手名(チーム) 防御率
1 宮川 哲(西武) 2.45
2 本前 郁也(ロッテ) 4.15

(セーブ)

順位 選手名(チーム) セーブ
1 清宮 虎多朗(楽天) 22
2 田村 伊知郎(西武) 15
3 中川 虎大(DeNA) 11
4 堀岡 隼人(巨人) 8
5 梅野 雄吾(ヤクルト) 7

 

◆ウエスタン・リーグ

(防御率)

順位 選手名(チーム) 防御率
1 村西 良太(オリックス) 1.73
2 黒原 拓未(広島) 2.58
3 秋山 拓巳(阪神) 3.95

(セーブ)

順位 選手名(チーム) セーブ
1 尾形 崇斗(ソフトバンク) 16
1 小林 慶祐(阪神) 16
2 入山 海斗(オリックス) 13
3 松山 晋也(中日) 10
4 近藤 大亮(オリックス) 6
5 祖父江 大輔(中日) 4
5 吉田 凌(オリックス) 4
5 河野 佳(広島) 4
5 松本 竜也(広島) 4

※ 全日程終了後の成績です。

 

 個人成績 -打撃成績-

規定打席以上のランキングです。上位10位まで表示します。

規定打席 = チームの試合数x2.7 (端数は四捨五入とする)

 

◆イースタン・リーグ

順位 選手名(チーム) 打率
1 黒川 史陽(楽天) .307
2 和田 恋(楽天) .289
3 萩尾 匡也(巨人) .283
4 村川 凪(DeNA) .280
5 松尾 汐恩(DeNA) .277
6 勝又 温史(DeNA) .272
7 松本 友(ヤクルト) .268
8 陽川 尚将(西武) .264
9 香月 一也(巨人) .263
10 澤井 廉(ヤクルト) .262

 

◆ウエスタン・リーグ

順位 選手名(チーム) 打率
1 鵜飼 航丞(中日) .287
2 遠藤 成(阪神) .270
3 二俣 翔一(広島) .257
4 中村 貴浩(広島) .244
5 林 晃汰(広島) .237
6 井上 広大(阪神) .234
7 樋口 正修 (中日) .203

※ 全日程終了後の成績です。

 

 リーグ別・リーダーズ

各部門の首位選手です。

 

◆イースタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
防御率 宮川 哲(西武) 2.45
勝利 松井 颯(巨人) 8
長谷川 威展(日本ハム) 8
塩見 貴洋(楽天) 8
勝率 宮川 哲(西武) .750
奪三振 井上 温大(巨人) 84
本前 郁也(ロッテ) 84
セーブ 清宮 虎多朗(楽天) 22

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
本塁打 澤井 廉(ヤクルト) 18
打点 和田 恋(楽天) 71
出塁率 黒川 史陽(楽天) .373
安打 黒川 史陽(楽天) 104
盗塁 村川 凪(DeNA) 29

 

◆ウエスタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
防御率 村西 良太(オリックス) 1.73
勝利 佐藤 一磨(オリックス) 8
秋山 拓巳(阪神) 8
勝率 黒原 拓未(広島) .857
奪三振 曽谷 龍平(オリックス) 87
セーブ 尾形 崇斗(ソフトバンク) 16
小林 慶祐(阪神)

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録
本塁打 リチャード(ソフトバンク) 19
打点 リチャード(ソフトバンク) 56
出塁率 鵜飼 航丞(中日) .333
安打 二俣 翔一(広島) 94
盗塁 渡部 遼人(オリックス) 20

※ 全日程終了後の成績です。

 

 記録による表彰

2023年度の個人タイトルです。

 

◆イースタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
最優秀防御率投手賞 宮川 哲(西武) 2.45 初受賞
最多勝利投手賞 松井 颯(巨人) 8 初受賞
塩見 貴洋(楽天) 8 初受賞
長谷川 威展(日本ハム) 8 初受賞
最多セーブ投手賞 清宮 虎多朗(楽天) 22 初受賞
勝率第1位投手賞 宮川 哲(西武) .750 初受賞

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
首位打者賞 渡邊 佳明(楽天) .372 初受賞
最多本塁打者賞 澤井 廉(ヤクルト) 18 初受賞
最多打点者賞 和田 恋(楽天) 71 5年ぶり2度目
最多盗塁者賞 村川 凪(DeNA) 29 初受賞
最高出塁率者賞 渡邊 佳明(楽天) .437 初受賞

※渡邊佳明選手(楽天)は規定打席に47打席不足も、野球規則9.22(a)により首位打者、最高出塁率者とする。

<野球規則9.22(a)(抜粋)>・・・ただし、必要な打席数に満たない打者でも、その不足数を打数として加算し、なお最高の打率、出塁率になった場合には、この打者がリーグの首位打者、最高出塁率打者となる。

 

◆ウエスタン・リーグ

(投手部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
最優秀防御率投手賞 村西 良太(オリックス) 1.73 初受賞
最多勝利投手賞 佐藤 一磨(オリックス) 8 初受賞
秋山 拓巳(阪神) 8 2年連続5度目
最多セーブ投手賞 尾形 崇斗(ソフトバンク) 16 初受賞
小林 慶祐(阪神) 16 初受賞
勝率第1位投手賞 黒原 拓未(広島) .857 初受賞

(打撃部門)

タイトル 選手名(チーム) 記録 受賞回数
首位打者賞 池田 陵真(オリックス) .301 初受賞
最多本塁打者賞 リチャード(ソフトバンク) 19 4年連続4度目
最多打点者賞 リチャード(ソフトバンク) 56 2年連続3度目
最多盗塁者賞 渡部 遼人(オリックス) 20 初受賞
最高出塁率者賞 池田 陵真(オリックス) .362 初受賞

※池田陵真選手(オリックス)は規定打席に14打席不足も、野球規則9.22(a)により首位打者、最高出塁率者とする。

<野球規則9.22(a)(抜粋)>・・・ただし、必要な打席数に満たない打者でも、その不足数を打数として加算し、なお最高の打率、出塁率になった場合には、この打者がリーグの首位打者、最高出塁率打者となる。

 ファーム日本選手権

2023年10月7日(土)13時00分から、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催されたファーム日本選手権。

イースタン・リーグからは読売ジャイアンツ(5年ぶり28度目)が、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークス(3年ぶり14度目)が出場しました。

 

どちらのチームがファーム日本一になったのか、ファーム公式戦の最後の試合となるファーム日本選手権の結果を見てみましょう。

 

◆試合結果

福岡ソフトバンクホークスが4年ぶり5度目のファーム日本一になりました。

 

巨人 5-6 ソフトバンク

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 1 0 2 0 3 0 6
巨人 0 0 1 4 0 0 0 0 0 5

※先発 巨人:松井 ソフトバンク:森

※責任投手 勝:泉 セ:尾形 敗:井上

 

★勝利チーム

 福岡ソフトバンクホークス

 一般社団法人日本野球機構よりペナント、チャンピオンフラッグ

 

 出場球団資金(勝利チーム)

 福岡ソフトバンクホークス

 一般社団法人日本野球機構より 100万円

 

 出場球団資金(敗戦チーム)

 読売ジャイアンツ

 一般社団法人日本野球機構より 50万円

 

★表彰選手

 最優秀選手賞

 川村 友斗 選手(福岡ソフトバンクホークス)

 一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金50万円

 

 優秀選手賞

 生海 選手(福岡ソフトバンクホークス)

 山瀬 慎之助 選手(読売ジャイアンツ)

 一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金20万円

 

 ホームラン賞

 山瀬 慎之助 選手(読売ジャイアンツ)

 リチャード 選手(福岡ソフトバンクホークス)

 株式会社シミズオクトより 金一封

 

 

試合結果:https://npb.jp/scores/2023/1007/g-h-01/

 

 

 

2023年のファーム日本選手権は福岡ソフトバンクホークスが日本一に決まりました。

 

ファーム日本選手権が終わると秋季教育リーグであるフェニックスリーグが始まります。

切磋琢磨して来シーズンは1軍で活躍する姿を楽しみにしています。

 

今回は今シーズンのイースタン、ウエスタンの順位と成績と10月7日に開催されたファーム日本選手権の結果を振り返りました。

 

 

出典元
2023表彰選手@NPB公式サイト
https://npb.jp/award/2023/
ファーム日本選手権@NPB公式サイト
https://npb.jp/farmchamp/2023/