ヤクルト ゆく年くる年 2021

2021年シーズンは夏に東京オリンピックが開催され、開催期間中セ・パ公式戦が中断となり、代わりにエキシビションマッチ(練習試合)が行われ、CS、日本シリーズが11月開催など変則的なシーズンでした。

そんな2021年シーズンが終わり、各チーム2022年シーズンへの準備が着々と進められている昨今ですが。。2022年シーズンに入る前に2021年のおさらいと2022年への期待を整理したいと思います。

 

と、まるで12球団を対象に振り返りそうな雰囲気を醸しておりますが・・振り返るのはヤクルトスワローズのみでございます。

 

なぜならば・・やくるとすわろーずが す・き・だ・か・ら。。すきだから。(∩˘ω˘∩ )♡

 

では、どーぞ。

なんか全体的に長くなってしまいましたが・・・。f(^^;)

 

 

 プロローグ

2020年、ヤクルトは2年連続最下位でシーズンを終えました。

1回は首位に立ったこともありましたが・・気づけば一番下でした。。( ;∀;) そして現役引退や自由契約、戦力外などで16名がチームを離れました。

 

ドラフトで支配下6名、育成4名を指名、他チームより7名入団と計17名が新たに高津丸に乗り込みました。その中には元ソフトバンクの内川選手もいます。

コーチ陣は1軍に伊藤智仁投手コーチ、2軍に尾花高夫投手コーチ、佐藤真一外野守備走塁コーチ、育成に山本哲哉投手コーチが高津丸に乗り込みました。

 

2021年、2年目を迎えた高津丸。チーム一丸となって最下位脱出して頂きたい。がんばれヤクルト!負けるなヤクルト!勝つんだヤクルト!(ง •̀_•́)ง

 

 

感染症の影響で秋季練習の見学などできず、選手も外食自粛など気を抜けないオフを過ごすことになりました。

新人合同自主トレも無観客となりヤクルトがとても遠い存在になっていきます。

 

1月の自主トレ期間中に村上選手が感染症に捕まりました。一緒に自主トレをしていた選手は濃厚接触者とされ隔離生活をすることになります。2月からは春季キャンプが始まるのに調整は大丈夫なのか・・と心配をしたのを覚えています。

 

感染症に細心の注意を払いつつ、そんなこんなで春季キャンプが始まりました。

2021年は臨時コーチとして古田敦也氏を迎え、投手陣、捕手陣の指導に当たっていただきました。この頃はあの選手が大活躍してあんなことやこんなことが起きるなんて・・誰も知らないんですよね。

 

 

例年だと2月後半から始まるオープン戦ですが、2021年2月は練習試合となりました。そして3月、オープン戦が始まりました。

さあ、気合いを入れて応燕ぢゃ。と言った矢先、我らヤクルトファンと巨人ファンに衝撃が走りました。

 

ヤクルト・廣岡選手、巨人・田口選手のトレードです。春季キャンプが終わったこの時期に、廣岡くん、巨人に行ってしまうのか。( ;∀;)

次の打席こそ、次の試合こそ、今年こそ、来年こそ、期待していた廣岡くんがチームを離れる・・なんでや。orz

 

・・・・

 

田口選手、ようこそ東京ヤクルトスワローズへ。ともにがんばりましょう。

 

 

ヤクルトは3勝9敗1分けの最下位でオープン戦を終えました。

野球解説者のほとんどがBクラスと予想、さらに半数近くが最下位と予想しました。

3年連続最下位かよ・・高津丸3ヵ年計画の2年目のシーズン、せめてAクラスで終わるといいなぁ。

 

3月26日、いよいよ公式戦が開幕しました。

がんばれヤクルト!負けるなヤクルト!勝つんだヤクルト!(ง •̀_•́)ง

 

 

と公式戦が始まった矢先、今度は西田選手が感染症に捕まりました。

濃厚接触者となった選手も試合に出場することができません。青木選手、1月に続き今回もか。。負けるな、セ界のえおき!

 

対セリーグ5チーム+感染症という目に見えない敵と戦うシーズンが走り始めました。

 

 2021年とは

2021年は前年に引き続き感染症の影響で無観客だったり、観客数に上限が設定されるなどまだ油断できない状態が続きました。再三に渡る試合開始時間の変更や、有観客からの無観客への変更と、試合をする側、観戦する側ともに異例なシーズンでした。

 

2020年に開催予定だった東京オリンピックが2021年夏に開催されました。東京オリンピック開催期間中プロ野球は約1ヶ月間中断となり、代わりにエキシビションマッチとして練習試合が行われました。

 

約1ヶ月間公式戦が中断となったことにより、クライマックスシリーズと日本シリーズは11月開催となりました。

 

 

東京オリンピックの野球競技、ヤクルトからは山田選手、村上選手が日本代表、マクガフ選手がアメリカ代表で出場しました。

日本が金メダルに輝き、MVPに山田選手が選ばれました。金メダルが決まった時に村上選手が山田選手をお姫様抱っこした姿は大変話題になりました。

 

アメリカが銀メダルに輝き、ヤクルトから出場した選手みんながメダルを持ってチームに戻ってきました。

 

 

ドラフト会議はセ・パともに優勝争いが熱い最中の10月11日に行われました。

この時、首位だったヤクルトの指名順が昨年とは異なり、偶数巡目では最後から2番目、奇数巡目では最初から2番目と真逆の順番になりました。オリックスもですね。。

 

ヤクルトは1位指名で1回目は競合、抽選で外れてしまいますが、2回目に左腕投手の交渉権を獲得することができました。

 

 

 2021 成績

予定通り3月26日無事に開幕しました。ヤクルトの開幕戦は神宮球場で阪神戦です。

 

勝ち越して勢いをつけたい。との願いも虚しく開幕戦まさかの3連敗、投打ともに振るわない試合内容で開幕早々最下位です。。いやいやまだシーズンは始まったばかり。がんばれヤクルト!3年連続最下位はいやや。。

 

4月を終えたところでヤクルトは3位に浮上しました。貯金も4あります。首位阪神ともゲーム差は3.5。良い感じです。この調子でがんばれヤクルト!

 

7月・8月は東京オリンピック開催による中断時期がありました。そろそろ後半戦が始まるという8月のある日、高津監督から選手に向けてのメッセージがあり、これによりチームの一枚岩が更に厚みを増しました。

 

8月を終えた時点でヤクルトは3位、貯金11、首位巨人とのゲーム差1.5、2位阪神とのゲーム差1。もうひと踏ん張りで順位が上がる。がんばれヤクルト!

 

9月になり勝っては負け、勝っては引き分けが続く中、7日の試合前に再び高津監督から選手に向けてのメッセージがありました。このときに発した『絶対大丈夫』がシーズン中のスワローズファミリーの合言葉になったのは言うまでもありません。

 

そんな中、13日の試合は非常に後味の悪い試合終了となります。

 

神宮で行われた中日戦。0-1の中日リードで迎えた9回裏、1アウト1,2塁で川端選手の打球はセカンドゴロ。この時1塁ランナーは2塁フォースアウトと判定すべきところ2塁審判がコールせず、そのまま1,2塁間で挟殺プレイが続いていました。

その為、隙を突いて3塁ランナーがホームに突入しましたが判定はアウトになりました。

 

この一連のプレイについて中日側からリプレイ検証が求められ、検証の結果、『2塁フォースアウトが成立していることが確認できた』としてダブルプレイで試合終了となりヤクルトが敗戦しました。

これに対し、高津監督が15分に渡り審判団に説明を求めましたが、最終的には高津監督が引き、ベンチに残っていた選手たちにも引き揚げるように言い終わりました。

 

2塁審判が2塁フォースアウトをコールしていればプレイが続くことはなく、3塁ランナーもホームに行かなかったため、このあと試合がどうなっていたかわかりません。

 

この翌日からヤクルトは引き分けを挟んで9連勝し、2位阪神に1ゲーム差をつけ9月を首位で終えました。10月は広島戦、巨人戦、阪神戦が控えています。首位に立ったとはいえゲーム差も小さく、油断できない試合がまだまだ続きます。

 

10月に入り、広島戦3-0、巨人戦3-0と連勝が続き、8日の阪神戦で勝利しヤクルトに念願のマジック11が点灯しました。

灯したマジックは1度も消えることなく26日、6年ぶりリーグ優勝が決まりました。

 

 

クライマックスシリーズ・ファイナルステージは4-0で勝ち抜けました。パリーグもリーグ優勝したオリックスが4-0で勝ち抜け、2021年の日本シリーズは2年連続最下位だったチームでの戦いとなりました。

 

 

日本シリーズはヤクルトが日本一に王手で迎えた第6戦。

この試合は9回終了時点で勝敗が決まらず延長戦に突入します。延長12回で打ち切りとなり、勝敗が決まらなければ引き分けとなります。

 

1-1で迎えた延長12回表、2アウトから塩見選手がヒット出塁、代打・川端選手の決勝タイムリーで2-1となりました。12回裏は、10回裏2アウトより続投していたマクガフ選手がオリックス打線を打ち取り、4勝2敗で20年ぶり6度目の日本一になりました。

 

※『絶対大丈夫』は8月ではなく9月でした。修正しました。申し訳ありません。( ;∀;) <(_ _)>

 

 

<投手編>

開幕投手は2年ぶり5度目の小川選手でした。

 

シーズン初めは継投で投手の消耗が激しく、このままでは早い段階で投手陣が投壊してしまうのでは・・と思ったと記憶しています。また、中継ぎ陣が逆転を許す場面もあり、悔しい負けがつくこともありました。

 

シーズンが進むと7回からの勝利の継投が確立してきました。

 

楽天から加入した近藤選手が開幕前に育成から支配下登録され、中継ぎでホールド11と好調。近藤選手の登板は安心して見ていられるというのが定着してきた中、5月26日の日本ハム戦で8回登板時、初球を投げたところで緊急降板。右肩の肉離れで長期離脱となってしまいました。

非常に好調だったのでチームには痛い離脱となりました。

 

中継ぎ繋がりでもう1人、元楽天でヤクルト2シーズン目の今野選手も2021年シーズンは抜群の安定感で継投の一角を担いました。

中継ぎですが今季7勝しています。中には1球で勝利投手になった試合もありました。ヤクルトにとってなくてはならない存在、頼もしい限りです。

 

石山選手が不調で離脱したあと、シーズン途中から抑えに配置転換となったマクガフ選手。東京オリンピックで登板すると打たれる場面が何回かあり、オリンピック後のメンタルが心配でしたがノープロブレムでした。

時に打たれることもありますが、我らはマクガフ選手を信頼しています。応援するときに力が入ることもありますが・・来シーズンも変わらず守護神として起用されるようなのでよろしくお願いします。

 

忘れてはならない中継ぎの清水選手、シーズン48ホールドのプロ野球新記録を達成し昨年に続き最優秀中継ぎ投手のタイトルをとりました。またNPBアワードではリーグ特別賞を受賞しました。

2シーズン連続で登板回数が多いので過多になっていないか気がかりですが、身体を休めていただきつつ来シーズンも期待しています。

※最終的には50ホールドで2021シーズンを終了。(2022/1/1追記)

 

 

もう1人、忘れてならないのが石川選手、2021年シーズンは306試合連続先発登板記録を達成しました。この記録は2009年4月3日から2021年10月23日までの長い年月を重ねて達成した記録です。11月1日の試合で3番手で登板したため先発連続記録が途切れてしまいましたが、この記録はセリーグでは新記録となります。

 

プロ野球史上初となる大卒投手での20年連続勝利を達成したり、念願だった日本シリーズでの先発登板と勝ち投手を達成したりといろいろと達成したシーズンでした。

200勝まであと23試合。2022年1月には42歳になりますが、まだまだ現役でいてほしい選手です。

 

 

2年目の奥川選手はシーズン初めこそ投球回が短めでしたが、次の試合では前回の反省点を克服しているような投球内容で信頼を得て、シーズン後半は大事な試合での先発を任せられるようになりました。

クライマックスシリーズ・ファイナスステージの初戦では初完投、初完封、マダックスを達成しました。

 

シーズンが終わってみれば18試合で先発し、9勝4敗、QSが12試合、奪三振91、与四球10と抜群の成績を残しました。

 

NPBアワードでは連盟特別表彰で新人特別賞を受賞しました。これは最優秀新人賞に値する活躍を称えての表彰です。まだまだ伸びしろがある20歳、来シーズンは最優秀新人賞受賞を楽しみにしています。

 

 

小川選手は9勝、勝率6割でした。もう少し安定して投球回をこなせるといいなぁと思います。来シーズンからは選手会長になります。まだまだエースの座を守りつつ、チームのためによろしくお願いします。

 

 

シーズン後半に田口選手とスアレス選手が中継ぎに回ったため中継ぎ陣の厚みがとても増しました。中継ぎ陣が増えたことにより投手の疲弊が緩和され、勝利の方程式が1つだけでなく複数のパターンが作れたのが優勝に結びついたと思います。

また石山選手が後半に復活できたことも好材料の1つだったと思います。

 

スアレス選手は10月9日のvs阪神戦で、8回表・裏を兄弟での登板を記録しました。これは1998年7月16日広島vs中日戦で山田勉選手(兄・広)、洋選手(弟・中)以来です。

 

高橋選手は後半調子が上がり、日本シリーズ2戦目で初完封を達成しました。7年目を迎える来シーズンは開幕から先発ローテ―ションに入り、シーズン中はその位置を守れるよう期待しています。

 

金久保選手、原選手、サイスニード選手、大西選手、来シーズンも活躍を期待しています。寺島選手、梅野選手は来シーズン1軍で活躍して頂きたいです。

 

ルーキーの山下選手、柴田選手、即戦力として楽しみにしています。

 

 

<野手編>

春先調子のよい山﨑選手とレギュラー争いし、レギュラーの座をつかみ1番に定着した塩見選手。5月に試合前の練習中に前歯がかけるアクシデントもありましたが、2021年シーズンはリードオフマンとしての役目を果たしました。

 

クライマックスシリーズでも大活躍で表彰式での『塩見劇場』はおもしろかったです。

 

日本シリーズでも6戦目の延長12回、ここぞという時にヒット出塁、勝ち越しのきっかけを作りました。来シーズンもチームに勝利をもたらすよう怪我せず1年完走してください。あと・・週刊誌に気をつけろ!!

 

 

完全復活した川端選手、2021年シーズンは代打の神となりました。

真中満氏のもつ代打安打数の日本記録31本には惜しくも追いつきませんでしたが、30本は歴代2位の立派な記録です。

 

慎吾さんのここぞという時の勝負強さは神ががっていました。日本シリーズの6戦目、延長12回の勝ち越しタイムリーは一生忘れることはありません。(断言) あの1本は2021年シーズンの集大成だったのではないでしょうか。

ほとんど代打での出場でしたが来シーズンは先発出場も狙っていくそうです。ただただ楽しみです。野球の神さま、腰を守ってくださいませ。

 

 

代打といえば宮本選手も忘れてはいけません。代打時の出塁率は.452と抜群です。選球眼もよく、四球出塁はチーム1です。

来シーズンはスタメン出場回数が増えることを期待してます。

 

 

選手を年長順に並べたら上から数えた方が早いところにいながらスタメンでの出場が多く、チームを引っ張っていくチームに無くてはならない存在の終身名誉キャプテンの青木選手。打てなかったときに悔しがる姿に胸が熱くなることが多くありました。

 

8月には300二塁打を達成、9月には39歳8か月での満塁本塁打が古田選手の球団記録39歳8か月を更新、11月には39歳以上の決勝打を39歳10か月で達成、2012年稲葉篤紀氏(日本ハム・40歳2か月)以来6人目、8度目でした。

 

やり残したことはヤクルトでの優勝だけ。とおっしゃっていたので2021年シーズンでまさか。。と頭をよぎりましたが、2021年から3年契約なのであと2年は大丈夫ですね。

これからもみんなを引っ張って行ってください。よろしくお願いします。

 

 

シーズンが始まってから元気がないように感じていました。状態が良くないのではないかという声も聞こえていましたし。。

ですが、2021年シーズンからキャプテンに就任した山田選手はやはりすごかったです。5度目のシーズン30本塁打に到達、終わってみれば2021年シーズンは34本塁打でした。

再びトリプル3を達成することを期待します。ヤクルトにいてくれて本当にありがとうございます。来シーズンもキャプテン、お願いしますね。

 

 

開幕から少し遅れてチームに合流したオスナ選手とサンタナ選手は何年もNPBで試合に出場しているかのような活躍で、チーム得点の底上げに貢献したのは間違いなく頼もしすぎます。

仲が良くお互いの活躍を称え、喜ぶ姿がチームの雰囲気にも良い影響を与えたと思います。オスナ選手のハートポーズ、サンタナ選手のひげポーズもチームに活気を与えました。来シーズンも引き続きの活躍を楽しみにしています。

 

 

2021年、ヤクルトに日本一の扇の要が爆誕しました。中村選手です。日本シリーズではMVPに選ばれました。春季キャンプで古田氏がおっしゃっていた『捕手で勝つんだ』を体現しました。

守って良し、打って良しの大活躍。来シーズンから背番号が『27』になるそうです。契約更改は年越しのようですが、引き続きチームを引っ張って行ってください。

 

 

4年目で100本塁打達成、379試合目での達成は日本人選手では4位のスピード記録、また21歳7か月での達成は最年少記録更新でした。

本当に21歳なのかと思う貫禄たっぷりの村上選手、7月にはサイン伝達疑惑を訴えるなど、正々堂々と勝負に向かう姿勢は頼もしい限りです。

 

4年目の2021年シーズン、最多本塁打者のタイトルをとり、最多打点者のタイトルは1打点差で惜しくも逃しましたがベストナインに選ばれ、NPBアワードでは最優秀選手賞を受賞しました。

これからどこまで進化していくのか、楽しみです。

 

ベンチで監督やコーチの前に座り、大きな声でチームを鼓舞する姿は球界一です。4年目を終え戸田寮を退寮し1人暮らしが始まると大変だとは思いますが、がんばってください。

退寮だよね。。。4年経ったし。。。。もう1年いる?

 

 

相手バッテリーの配球を読み、打者にアドバイスする嶋選手。。その効果でチーム得点は12球団で断トツの625でした。

バントも上手く、初球できっちり仕事をする姿は頼もしかったです。

オスナ選手、サンタナ選手との試合前声出しは楽しかったですし、2人がチームになじめるように目が届かせて・・さすがです。

来シーズンはコーチ補佐兼任となります。ますますチーム得点があがっていくことを期待しています。

 

 

ファームで打率.327で首位打者のタイトルをとった太田選手、出塁率.387で最高出塁率者のタイトルをとった奥村選手。来シーズンは1軍で活躍する姿をもっと見たいです。

 

ルーキーの内山壮真選手はファームで結果を出し1軍に数試合帯同しました。イースタンの優秀選手賞を受賞するなど今後が期待されます。バッティングがよいのでこれからの活躍が楽しみです。

 

 

 2021 達成記録

2021年シーズン中に達成した記録を振り返ります。

 

<達成記録>

#2 中村選手
06/23 1000試合出場達成
#7 内川選手
07/06 2000試合出場達成
#9 塩見選手
09/18 サイクル安打達成
  (プロ野球71人76度目、セでは38人41度目)
#17 清水選手
10/17 シーズン48ホールド達成
  (2010中日:浅尾拓也選手の47を抜くプロ野球新記録)
#19 石川選手
10/03 500試合登板達成
10/23 306試合連続先発登板達成(2009.4.3~2021.10.23)
(DeNA:三浦大輔選手の294を抜くセ新記録、プロ野球記録は南海・阪神:山内新一選手の311)
#23 青木選手
08/21 300二塁打達成
#29 小川選手
10/29 1000奪三振達成
#42 坂口選手
08/15 1500試合出場達成
#55 村上選手
09/19 100本塁打達成
09/21 初回4番打者の満塁本塁打達成
  (1996.10.9阪神:新庄剛志選手以来、セでは10人11度目)
#69 今野選手
10/01 1球勝利達成
  (2021.9.26広島:菊池保則選手以来プロ野球45人46度目、セでは23人23度目)
チーム
10/20 チームシーズンホールド146達成
  (2019阪神の145を抜くセ新記録)

 

 2021 引退・退団など

2021年終了後、退団、異動、入団した監督・コーチ陣と現役引退、戦力外、自由契約の選手を振り返ります。

<監督・コーチ>

◆退団

背番号 名 前 役 職 メ モ
73 福地 寿樹 1軍外野守備走塁コーチ  

◆異動

背番号 名 前 役 職 メ モ
82 松元 ユウイチ 1軍作戦コーチ 元1軍打撃コーチ
78 大松 尚逸 1軍打撃コーチ 元2軍打撃コーチ
81 佐藤 真一 1軍外野守備走塁コーチ 元2軍外野守備走塁チーフ
76 宮出 隆自 2軍打撃コーチ 元1軍ヘッドコーチ
80 緒方 耕一 2軍外野守備走塁コーチ 元2軍内野守備走塁コーチ

◆入団

背番号 名 前 役 職 メ モ
45 嶋 基弘 1軍選手兼コーチ補佐 2022より選手と兼任
79 城石 憲之 2軍チーフ兼守備走塁コーチ 元日本ハム2軍内野守備コーチ

 

<選手>

◆現役引退

背番号 名 前 ポジション メ モ
41 雄平(高井 雄平) 外野手 ヤクルト一筋19年
引退後は楽天:2軍打撃コーチ

◆自由契約

背番号 名 前 ポジション メ モ
43 A.スアレス 投手 ヤクルト在籍3年 韓国のサムスンに移籍
15 R.バンデンハーク 投手 ヤクルト在籍1年
71 ケリン・ホセ 投手 ヤクルト在籍1年未満

◆戦力外通告

背番号 名 前 ポジション メ モ
59 大村 孟 捕手 ヤクルト在籍5年
ブルペン捕手兼育成補佐
63 中尾 輝 投手 ヤクルト在籍5年
クラブチーム TJクラブ コーチ兼任
野球塾『UNLIMITED』
62 歳内 宏明 投手 阪神8年、BC香川、ヤクルト在籍2年弱
現役引退後、タイガースアカデミーコーチ
99 蔵本 治孝 投手 ヤクルト在籍4年
現役引退

 

 2021 ドラフト指名

ドラフト会議では1位指名の隅田選手(西日本工業大)が他球団と競合し交渉権を得ることはできませんでしたが、山下選手(法政大)の交渉権を獲得しました。

 

支配下選手は社会人1名、大学生2名、高校生2名(投手3名、内野手1名、外野手1名)の5名と、育成選手1名と交渉が成立、来シーズンより東京ヤクルトスワローズの新戦力として入団が決まりました。

 

1軍で活躍できるよう、がんばってください。(*゚▽゚*)

 

<交渉権獲得選手>

-支配下-

順 位 名 前(年齢) 背番号 ポジション 出身校
1位 山下 輝(22) 15 投手 法政大学
2位 丸山 和郁(22) 4 外野手 明治大学
3位 柴田 大地(24) 41 投手 日本通運
4位 小森 航大郎(18) 59 内野手 宇部工業高校
5位 竹山 日向(18) 62 投手 享栄高校

-育成-

順 位 名 前(年齢) 背番号 ポジション 出身校
1位 岩田 幸宏(24) 024 外野手 信濃グランセローズ

 

 2022より入団する選手

2022年シーズンより入団する新戦力です。

 

<入団選手>

背番号 名 前(年齢) ポジション 前チーム
63 アンドリュー・ジョーダン・コール(29) 投手 ブルージェイズ(MLB)
50 アンドリュー・スアレス(29) 投手 LGツインズ(KBO)

 

 エピローグ

3ヵ年計画で始まった高津丸2年目の2021年シーズン。

 

オープン戦最下位でのスタートに不安が過ぎりましたが、4月にはAクラスに、9月にはとうとう首位にたちました。

 

10月8日にマジック11が点灯、10月26日にはリーグ優勝が決まりました。2位阪神との勝率差は0です。良くぞ負けずにリーグ優勝してくれました。( ;∀;)

 

パリーグの優勝チームは奇しくも2年連続リーグ最下位という共通点のあるオリックス。クライマックスシリーズ・ファイナルステージもセ・パ共に4勝0敗でリーグ優勝したチームが勝ち抜け、2年連続最下位チーム同士の日本シリーズが実現しました。

 

個人的にはどちらも応援していたチーム。どちらが負けても辛い。だけど・・1番応燕しているヤクルトに日本一になってほしい。

 

 

11月27日の日本シリーズ6戦目、4勝2敗でヤクルトが日本一になりました。

1戦目から5戦目はドーム球場での開催だったため、6戦目のほっともっと神戸でのナイターは気温7度、吐く息が白く寒さとも戦うことになりました。

どちらが勝っても不思議でない、楽しかった2021年シーズンを象徴する見ごたえのある日本シリーズでした。

 

MVPに中村選手が選ばれ、日本一のヤクルトの扇の要が評価されました。

東京オリンピックのMVPに山田選手、NPBアワードでのMVPに村上選手が選ばれるなど、2021年シーズンのヤクルト選手は大活躍です。

 

投手陣の活躍も目覚ましく、チームでシーズンホールド146を達成しました。これは阪神の145を抜いてセリーグ新記録になります。

 

 

雄平選手が2021年シーズン限りで現役引退、ヤクルト一筋19年、元々投手でしたが途中で野手に転向、通算打率.291の成績を残したのは努力の賜物だと思います。

2022年シーズンからは楽天の2軍コーチに就任します。イースタン公式戦で戸田に来ることもあると思いますが、負けませんよ。

 

2021年シーズンは退団する選手が少なく、2022年シーズンはほとんどメンバーに変わりなく戦うことになります。

コーチ陣は福地コーチが退団、元日本ハムコーチの城石コーチが入団します。宮出コーチが2軍へ、大松コーチ、佐藤コーチが1軍へ異動になり、益々の戦力アップに期待です。

 

3ヵ年計画の3年目を迎える高津丸はどんな進化をみせてくれるのでしょう。連覇はもちろんのこと、もっともっと強くて明るいチームになるととてもうれしいです。

 

 

12月、昨年に続きファン感WEEKとファン感当日、ネットでの参加でしたがとても楽しかったです。球団のみなさま、選手のみなさま、1年間お疲れさまでした & ありがとうございました。来シーズンも楽しませて頂きますよう、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

 

 

と安心したのもつかの間、つば九郎氏がFA宣言したのでした。

100以上のオファーがあり代理人に任せているとのことで、契約更改は年越しになるようです。どこかに移籍?それとも兼任? 行方を見守りましょう。

 

 

ちなみに・・。

わたくし、2021年は2020年に続き神宮、戸田ともに行くことなく終わりました。CREW以外球団に金、落としてません。(-_-;)

2022年、神宮に行くのか、戸田に行くのか・・コロナ次第、自分の稼ぎ次第・・・でございます。。|ω・`)

 

--以上、個人の感想です。--

 

出典元
東京ヤクルトスワローズ 公式サイト
https://www.yakult-swallows.co.jp/
NPB 公式サイト
http://npb.jp/
Sports navi
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/