どうなってるの? その3

 ハーフスイング?インフィールドフライ?ボーク?

ハーフスイング、インフィールドフライ、ボーク。

リクエストの権利を行使できないプレーとしてこれらのプレーが挙げられています。言葉は聞いたことがありますが、実際、どのようなプレーなのかは良くわかりません。詳しくなくともどのようなプレーなのかを知っていた方が面白く試合観戦ができそうです。

 

今回は、ハーフスイング、インフィールドフライ、ボークについて調べてみました。

 ハーフスイングとは?

ピッチャーが投球後、バッターがバットを振る動作を途中でやめることをハーフスイングといいます。

ハーフスイングか否かでストライク、ボール判定が異なってきます。判定がどちらになるかでピッチャー、バッターのどちらが有利になるか変わってくるわけですね。

 

では、どのような状態だとハーフスイングと判定されるのでしょうか。

野球規則上はハーフスイングの明確な定義はなく、ハーフスイングか否かの判定は審判員に委ねられています。

 

ハーフスイングはバットを振ったか振っていないかが肝になるわけですが、では、どのような状態だとバットを振ったと判定されるのでしょうか。

一般的にはバッターの手首が返った場合、バットが振られたと判定されます。手首を返すとは、ボールがバットに当たった瞬間に手首を水平に90度動かす動作を言うようです。バッティングでは手首を返すのはセオリーなんですね。

 

判定は審判員に委ねられているため、手首が返っていてもハーフスイングと判定されたり、手首が返っていなくても振ったと判定されることもあるようです。

 

球審はストライクか否かの判定をする役割があるため、ハーフスイングの判定に関しては塁審に判断を委ねることができます。球審が振っていないと判断した場合、守備チームの捕手や監督は塁審に判断を求めるよう要請することができます。この要請を受けた場合、球審は塁審に判定を一任しなければなりません。塁審がどちらとも判定をしなかった場合には、振っていなかったと判定したものとみなされます。なお、この間はボールインプレイ(**)の状態になります。

 

(**) ボールインプレイとは、プレイが進行中であることを指し、全てのプレイが有効になります。

 インフィールドフライとは?

アウトカウントがノーアウトかワンアウトの状態で、走者が1・2塁、または満塁のときに、バッターが打ち上げたボールが内野手が普通に守備行為をすれば補給できると審判員が判断した場合をインフィールドフライといいます。

 

インフィールドフライと判断した審判員は、野手、走者、打者にこのプレイがインフィールドフライであることを知らせるため、インフィールドフライのコールを直ちに行います。審判員がインフィールドフライを宣言したタイミングでバッターはアウトになりますが、プレーは続行されます。

 

インフィールドフライは審判の判定によって決まります。それなのでインフィールドフライと判定されなかった場合に、守備チーム、攻撃チームのどちらかがアピールをしてもインフィールドフライになることはありません。

 

打球がファールライン近くのとき、一旦インフィールドフライと宣言されてもファールになった場合にはインフィールドフライは取り消しとなります。

 

インフィールドフライと宣言された打球が捕球前に塁を離れている走者に触れた場合は、打者、走者ともにアウトになります。一方、走者が塁上にいる状態でインフィールドフライに触れた場合は打者のみがアウトになります。

 

 ボークとは?

走者が塁にいるとき、投手が規則に反する投球動作をすることをボークといいます。

 

走者が塁にいるときに投手が投げる動作を始めながら投げるのをやめたり、完全に静止しないで投げた場合に審判が反則行為とみなしてボーク宣告します。宣告されると、塁上の走者は進塁することができます。バッターは出塁できるわけではなくカウントもそのままです。また、ランナーがいない場合は、ボールとして判定されます。

 

公式野球規則に定められているボークとなる動作は、投球時の動作に関する項目、牽制球に関する項目、投手のボールの扱いに関する項目など13項目に渡っています。

 

◆ボークと判定される動作(*1)

<< 投球時の動作に関する項目 >>

■投手板に触れて投球動作を途中でやめた。

■反則投球を行った。

■打者と正対する前に投球した。

■投手が投手板に触れることなく投球、あるいはそれに関する動作を行った。

■セットポジションで完全に静止しなかった。

<< 牽制球に関する項目 >>

■投手板に触れた状態で、塁へ送球する真似をして、実際に送球しなかった。

■投手板に触れた状態で、自由な足を牽制方向に踏み出さずに牽制した。

■投手板に触れて、走者のいない塁に送球した、あるいはその動作を起こした。

<< 投手のボールの扱いに関する項目 >>

■走者が塁を離れていないのに不必要にその塁に送球するなどして試合進行を遅らせた(遅延行為)。

■ボールを持たずに、投手板に触れるか、跨ぐか、あるいは投手板に触れずとも投球する真似をした(隠し球の項目参照)。

■正規の投球姿勢をとった後、実際に投球または送球する場合を除いて、ボールから一方の手を離した。

■投手板に触れている状態で、故意か偶然かにかかわらず、ボールを落球した。

■故意四球において、キャッチャーズボックスに両足が入っていない捕手に投球した。

 

今回は、ハーフスイング、インフィールドフライ、ボークに関して調べてみました。

 

出典元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 空振り

  https://ja.wikipedia.org/wiki/空振り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ボールインプレイ

  https://ja.wikipedia.org/wiki/ボールインプレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 インフィールドフライ

  https://ja.wikipedia.org/wiki/インフィールドフライ

コトバンク

  https://kotobank.jp/word/ボーク-628879

(*1) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ボーク

  https://ja.wikipedia.org/wiki/ボーク