フィルダースチョイス・ワイルドピッチ・パスボール・セーフティバント・タッチアップとは

どうなってるの？その９

Create：2019/8/10

野球中継を見ていると実況の方が野球用語を言っていますが、実はどのようなプレイなのか解からなくて聞き流している。ということがよくあります。

試合中のプレイを見ているので『このプレイはこういう用語でなんだ』と思っているのですが、果たして正しく理解しているのだろうか。と、ふと思いました。。

今回は、フィルダースチョイス・ワイルドピッチ・パスボール・セーフティバント・タッチアップについて調べてみました。

打者の打球がフェアのゴロで、捕球した相手野手が1塁に送球すれば打者走者をアウトにできる状況であるにも関わらず、先行走者をアウトにしようと他の塁へ送球したが間に合わず、結果１つもアウトを取ることができないプレイをいいます。野手選択ともいいます。

野手選択は公式野球規則の「本規則における用語の定義」(28)で次のとおり定義されています。

フェアゴロを扱った野手が一塁で打者走者をアウトにする代わりに、先行走者をアウトにしようと他の塁へ送球する行為

上記 a～c は、打者走者、または走者の進塁を記録上の用語として『野手選択による進塁』と言います。

投手の暴投のことをいいます。

捕手が普通の守備範囲で投手の投球を止めたり処理することができないほど高すぎる、低すぎる、横に逸れるなどした投手の正規の投球のことを言います。

暴投は投手の投球に対していいます。守備で野手の送球が逸れた場合は暴投ではなく、悪送球と言います。

投手の投球が捕手の捕球可能なコースであるのにも関わらず、捕手が捕球できなかったため、走者を進塁させてしまうプレイのことを言います。捕逸ともいいます。

投手の投球が捕手の捕球可能なコース外で捕球できなかった場合は暴投とされ、捕逸とは区別されます。

打者が、安打になることを狙って行なうバントのことをいいます。

ところで、そもそもバントとはどのようなプレイをいうのでしょうか。

バントとは、『スイングしないで内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球』とルールに定義されているようです。

スイングとは、バットを振ることを言います。

ミートとは、打撃の際、ボールをバットの芯(しん)でとらえることを言います。

バットを振らず、球の勢いを殺したゴロを、できるだけ投手や内野手から離れた場所に転がし、打球処理の時間を稼ぐことによって進塁を目指すプレイのことをいいます。

出典元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』バント: https://ja.wikipedia.org/wiki/バント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』打撃 (野球): https://ja.wikipedia.org/wiki/打撃 (野球)
コトバンク　セーフティーバント: https://kotobank.jp/word/セーフティーバント-306971
コトバンク　ミート: https://kotobank.jp/word/ミート-637033

走塁戦術の１つで、打者の打った飛球が相手守備に捕球されたため、既に出塁している走者が元にいた塁に触れ直(リタッチ)してから進塁することを言います。飛球とは、打者が空中高く打ち上げた打球のことでフライとも呼ばれます。

この時の飛球はフェアボール、ファールボールは問われず、一旦リタッチをした後、次塁への進塁を試みることができます。また、離塁した走者は次塁へ到達する前に触球されるとアウトになります。

タッグアップ(Tag up)が本来の名称のようで、日本ではタッチアップを言われているようです。