ファーム日本選手権 2019
Create:2019/10/2 Update:2019/10/6
2019年のファーム公式戦は全試合日程が終わり、順位も決定しました。最後はイースタン、ウエスタンそれぞれの優勝チームが対戦するファーム日本選手権を残すのみです。
イースタン・リーグからは東北楽天ゴールデンイーグルスが、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場し、ファーム日本一を決定します。
今シーズンのイースタン、ウエスタンの順位を振り返りつつ、ファーム日本選手権の結果も追っていきます。
こちらも併せてどうぞ。
ファーム日本選手権の開催要項についての記事です。
勝敗表
2019年イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ別の勝敗表です。
※ 試合数が各チームで異なるのは、雨天中止時の振替試合が行われないためです。
◆イースタン・リーグ
チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 123 | 70 | 48 | 5 | .593 | - |
ロッテ | 125 | 66 | 52 | 7 | .559 | 4.0 |
DeNA | 126 | 66 | 57 | 3 | .537 | 6.5 |
巨人 | 126 | 62 | 54 | 10 | .534 | 7.0 |
ヤクルト | 131 | 61 | 68 | 2 | .473 | 14.5 |
西武 | 119 | 49 | 66 | 4 | .426 | 19.5 |
日本ハム | 128 | 48 | 78 | 2 | .381 | 26.0 |
◆ウエスタン・リーグ
チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 117 | 62 | 46 | 9 | .574 | - |
オリックス | 117 | 55 | 53 | 9 | .509 | 7.0 |
阪神 | 120 | 57 | 58 | 5 | .496 | 8.5 |
中日 | 119 | 51 | 58 | 10 | .468 | 11.5 |
広島 | 121 | 53 | 62 | 6 | .461 | 12.5 |
※ 全日程終了後の成績です。
個人成績 -投手成績-
規定投球回以上のランキングです。
規定投球回 = チームの試合数x0.8
(端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げとする)
◆イースタン・リーグ
(防御率)
順位 | 選手名(チーム) | 防御率 |
---|---|---|
1 | 中川 虎大(DeNA) | 2.25 |
2 | 相内 誠(西武) | 2.87 |
3 | 藤平 尚真(楽天) | 2.91 |
4 | 髙田 萌生(巨人) | 2.99 |
(セーブ)
順位 | 選手名(チーム) | セーブ |
---|---|---|
1 | 小野 郁(楽天) | 14 |
2 | 風張 蓮(ヤクルト) | 11 |
3 | 堀岡 隼人(巨人) | 9 |
4 | 大谷 智久(ロッテ) | 8 |
4 | 南 昌輝(ロッテ) | 8 |
◆ウエスタン・リーグ
(防御率)
順位 | 選手名(チーム) | 防御率 |
---|---|---|
1 | 中田 賢一(ソフトバンク) | 3.02 |
2 | 馬場 皐輔(阪神) | 3.17 |
3 | 東 晃平(オリックス) | 3.84 |
4 | ローレンス(広島) | 4.51 |
(セーブ)
順位 | 選手名(チーム) | セーブ |
---|---|---|
1 | 漆原 大晟(オリックス) | 23 |
2 | 齋藤 友貴哉(阪神) | 8 |
3 | 川原 弘之(ソフトバンク) | 7 |
3 | 福永 春吾(阪神) | 7 |
3 | 今村 猛(広島) | 7 |
※ 全日程終了後の成績です。
個人成績 -打撃成績-
規定打席以上のランキングです。
規定打席 = チームの試合数x2.7 (端数は四捨五入とする)
◆イースタン・リーグ
順位 | 選手名(チーム) | 打率 |
---|---|---|
1 | 山下 航汰(巨人) | .332 |
2 | 関根 大気(DeNA) | .329 |
3 | 北村 拓己(巨人) | .290 |
4 | 松原 聖弥(巨人) | .287 |
5 | 藤井 亮太(ヤクルト) | .281 |
6 | 山野辺 翔(西武) | .271 |
7 | 茶谷 健太(ロッテ) | .271 |
8 | 戸川 大輔(西武) | .262 |
9 | 安田 尚憲(ロッテ) | .258 |
10 | 内田 靖人(楽天) | .258 |
◆ウエスタン・リーグ
順位 | 選手名(チーム) | 打率 |
---|---|---|
1 | 石川 駿(中日) | .317 |
2 | 田城 飛翔(ソフトバンク) | .307 |
3 | 増田 珠(ソフトバンク) | .278 |
4 | サンタナ(広島) | .269 |
5 | 九鬼 隆平(ソフトバンク) | .259 |
6 | 真砂 勇介(ソフトバンク) | .253 |
7 | 川瀬 晃(ソフトバンク) | .246 |
8 | 島田 海吏(阪神) | .242 |
9 | 板山 祐太郎(阪神) | .240 |
10 | 三森 大貴(ソフトバンク) | .239 |
※ 全日程終了後の成績です。
リーグ別・リーダーズ
各部門の首位選手です。
◆イースタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
防御率 | 中川 虎大(DeNA) | 2.25 |
勝利 | 中川 虎大(DeNA) | 11 |
勝率 | 藤平 尚真(楽天) | .818 |
奪三振 | 藤平 尚真(楽天) | 107 |
セーブ | 小野 郁(楽天) | 14 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
本塁打 | 安田 尚憲(ロッテ) | 19 |
打点 | 安田 尚憲(ロッテ) | 82 |
出塁率 | 北村 拓己(巨人) | .414 |
安打 | 安田 尚憲(ロッテ) | 116 |
盗塁 | 山野辺 翔(西武) | 29 |
◆ウエスタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
防御率 | 中田 賢一(ソフトバンク) | 3.02 |
勝利 | 秋山 拓巳(阪神) | 10 |
勝率 | 中田 賢一(ソフトバンク) | .667 |
奪三振 | 馬場 皐輔(阪神) | 88 |
セーブ | 漆原 大晟(オリックス) | 23 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
本塁打 | メヒア(広島) | 21 |
打点 | メヒア(広島) | 56 |
出塁率 | 石川 駿(中日) | .368 |
安打 | 田城 飛翔(ソフトバンク) | 108 |
盗塁 | 真砂 勇介(ソフトバンク) | 26 |
※ 全日程終了後の成績です。
記録による表彰
2019年度の個人タイトルです。
◆イースタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
最優秀防御率投手賞 | 中川 虎大(DeNA) | 2.25 | 初受賞 |
最多勝利投手賞 | 中川 虎大(DeNA) | 11 | 初受賞 |
最多セーブ投手賞 | 小野 郁(楽天) | 14 | 2年連続2度目 |
勝率第1位投手賞 | 藤平 尚真(楽天) | .818 | 初受賞 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
首位打者賞 | 山下 航汰(巨人) | .332 | 初受賞 |
最多本塁打者賞 | 安田 尚憲(ロッテ) | 19 | 初受賞 |
最多打点者賞 | 安田 尚憲(ロッテ) | 82 | 初受賞 |
最多盗塁者賞 | 山野辺 翔(西武) | 29 | 初受賞 |
最高出塁率者賞 | 北村 拓己(巨人) | .414 | 初受賞 |
◆ウエスタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
最優秀防御率投手賞 | 中田 賢一(ソフトバンク) | 3.02 | 初受賞 |
最多勝利投手賞 | 秋山 拓巳(阪神) | 10 | 3年ぶり3度目 |
最多セーブ投手賞 | 漆原 大晟(オリックス) | 23 | 初受賞 |
勝率第1位投手賞 | 中田 賢一(ソフトバンク) | .667 | 初受賞 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
首位打者賞 | 石川 駿(中日) | .317 | 初受賞 |
最多本塁打者賞 | メヒア(広島) | 21 | 2年連続2度目 |
最多打点者賞 | メヒア(広島 | 56 | 2年連続2度目 |
最多盗塁者賞 | 真砂 勇介(ソフトバンク) | 26 | 初受賞 |
最高出塁率者賞 | 石川 駿(中日) | .368 | 初受賞 |
ファーム日本選手権
2019年10月5日(土)13時から、サンマリンスタジアム宮崎で開催されたファーム日本選手権。
イースタン・リーグからは東北楽天ゴールデンイーグルスが、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場しました。
どちらのチームがファーム日本一になったのか、ファーム公式戦の最後の試合となるファーム日本選手権の結果を見てみましょう。
◆試合結果
福岡ソフトバンクホークスが4年ぶり4回目のファーム日本一になりました。
楽天 3-6 ソフトバンク
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
◆表彰
★勝利チーム
福岡ソフトバンクホークス
一般社団法人日本野球機構よりペナント、チャンピオンフラッグ
出場球団資金(勝利チーム)
福岡ソフトバンクホークス
一般社団法人日本野球機構より 100万円
出場球団資金(敗戦チーム)
東北楽天ゴールデンイーグルス
一般社団法人日本野球機構より 50万円
★表彰選手
最優秀選手賞
二保 旭 選手(福岡ソフトバンクホークス)
一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金50万円
ミズノ株式会社より商品券10万円分
霧島酒造株式会社より特別蒸留「きりしま」
優秀選手賞
栗原 陵矢 選手(福岡ソフトバンクホークス)
川瀬 晃 選手(福岡ソフトバンクホークス)
一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金20万円
霧島酒造株式会社より特別蒸留「きりしま」
2019年のファーム日本選手権は福岡ソフトバンクホークスが日本一に決まりました。
ファーム日本選手権が終わると秋季教育リーグであるフェニックスリーグが始まります。
切磋琢磨して来シーズンは1軍で活躍する姿を楽しみにしています。
今回はイースタン、ウエスタンの成績と、ファーム日本選手権の結果を調べてみました。
出典元
NPB公式サイト ファーム公式戦
http://npb.jp/farm/2019/
NPB公式サイト ファーム日本選手権
http://npb.jp/farmchamp/2019/
のだまかんせん
プロ野球観戦の手引き