ファーム日本選手権 2023
Create:2023/10/07
2023年のファーム日本選手権はイースタン・リーグからは読売ジャイアンツが、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場しました。どちらのチームがファーム日本一になったのでしょうか。
今回は今シーズンのイースタン、ウエスタンの順位と成績とファーム日本選手権の結果を振り返ります。
こちらも併せてどうぞ。
ファーム日本選手権の開催要項はこちらでご確認ください。
勝敗表
2023年イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ別の勝敗表です。
※ 試合数が各チームで異なるのは、雨天中止時の振替試合が行われないためです。
◆イースタン・リーグ
チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 124 | 74 | 44 | 6 | 0.627 | - |
楽天 | 129 | 78 | 48 | 3 | 0.619 | 0 |
西武 | 124 | 71 | 49 | 4 | 0.592 | 4 |
DeNA | 132 | 59 | 66 | 7 | 0.472 | 18.5 |
日本ハム | 128 | 54 | 67 | 7 | 0.446 | 21.5 |
ヤクルト | 122 | 45 | 73 | 4 | 0.381 | 29 |
ロッテ | 124 | 43 | 75 | 6 | 0.364 | 31 |
◆ウエスタン・リーグ
チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 123 | 67 | 49 | 7 | 0.578 | - |
オリックス | 122 | 64 | 49 | 9 | 0.566 | 1.5 |
広島 | 113 | 53 | 52 | 8 | 0.5047 | 8.5 |
阪神 | 119 | 56 | 55 | 8 | 0.5045 | 8.5 |
中日 | 112 | 33 | 70 | 9 | 0.320 | 27.5 |
※ 全日程終了後の成績です。
チーム別 勝敗表
2023年イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグそれぞれのチーム別勝敗表です。
◆イースタン・リーグ
チーム | G | E | L | DB | F | S | M | 交流戦 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
H | B | T | D | ||||||||
巨人:G | *** | 13-9 (1) |
11-10 | 14-6 (2) |
10-9 | 14-5 (1) |
12-5 (2) |
--- | --- | --- | --- |
楽天:E | 9-13 (1) |
*** | 12-8 | 12-11 | 12-7 (1) |
16-5 | 16-2 1 |
--- | 0-1 | --- | 1-1 |
西武:L | 10-11 | 8-12 | *** | 15-4 (1) |
13-10 | 11-8 (1) |
13-4 (2) |
-- | --- | 1-0 | --- |
DeNA:DB | 6-14 (2) |
11-12 | 4-15 (1) |
*** | 14-7 (3) |
9-9 (1) |
12-9 | 2-0 | 1-0 | --- | --- |
日本ハム:F | 9-10 | 7-12 (1) |
10-13 | 7-14 (3) |
*** | 14-4 (1) |
7-13 (1) |
--- | 0-1 (1) |
--- | --- |
ヤクルト:S | 5-14 (1) |
5-16 | 8-11 (1) |
9-9 (1) |
4-14 (1) |
*** | 14-9 | --- | --- | --- | --- |
ロッテ:M | 5-12 (2) |
2-16 (1) |
4-13 (2) |
9-12 | 13-7 (1) |
9-14 | *** | 1-1 | --- | --- | --- |
※ 勝-敗(引き分け)
◆ウエスタン・リーグ
チーム | H | B | C | T | D | 交流戦 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | L | DB | F | M | ||||||
ソフトバンク:H | *** | 17-12 (2) |
16-11 | 17-13 (2) |
16-10 (3) |
--- | --- | 0-2 | --- | 1-1 |
オリックス:B | 12-17 (2) |
*** | 15-13 (2) |
17-8 (2) |
18-10 (2) |
1-0 | --- | 0-1 | 1-0 (1) |
--- |
広島:C | 11-16 | 13-15 (2) |
*** | 15-14 (3) |
14-7 (3) |
--- | --- | --- | --- | --- |
阪神:T | 13-17 (2) |
8-17 (2) |
14-15 (3) |
*** | 21-5 (1) |
--- | 0-1 | --- | --- | --- |
中日:D | 10-16 (3) |
10-18 (2) |
7-14 (3) |
5-21 (1) |
*** | 1-1 | --- | --- | --- | --- |
※ 勝-敗(引き分け)
※ 全日程終了後の成績です。
個人成績 -投手成績-
規定投球回以上のランキングです。上位5位まで表示します。
規定投球回 = チームの試合数x0.8
(端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げとする)
◆イースタン・リーグ
(防御率)
順位 | 選手名(チーム) | 防御率 |
---|---|---|
1 | 宮川 哲(西武) | 2.45 |
2 | 本前 郁也(ロッテ) | 4.15 |
(セーブ)
順位 | 選手名(チーム) | セーブ |
---|---|---|
1 | 清宮 虎多朗(楽天) | 22 |
2 | 田村 伊知郎(西武) | 15 |
3 | 中川 虎大(DeNA) | 11 |
4 | 堀岡 隼人(巨人) | 8 |
5 | 梅野 雄吾(ヤクルト) | 7 |
◆ウエスタン・リーグ
(防御率)
順位 | 選手名(チーム) | 防御率 |
---|---|---|
1 | 村西 良太(オリックス) | 1.73 |
2 | 黒原 拓未(広島) | 2.58 |
3 | 秋山 拓巳(阪神) | 3.95 |
(セーブ)
順位 | 選手名(チーム) | セーブ |
---|---|---|
1 | 尾形 崇斗(ソフトバンク) | 16 |
1 | 小林 慶祐(阪神) | 16 |
2 | 入山 海斗(オリックス) | 13 |
3 | 松山 晋也(中日) | 10 |
4 | 近藤 大亮(オリックス) | 6 |
5 | 祖父江 大輔(中日) | 4 |
5 | 吉田 凌(オリックス) | 4 |
5 | 河野 佳(広島) | 4 |
5 | 松本 竜也(広島) | 4 |
※ 全日程終了後の成績です。
個人成績 -打撃成績-
規定打席以上のランキングです。上位10位まで表示します。
規定打席 = チームの試合数x2.7 (端数は四捨五入とする)
◆イースタン・リーグ
順位 | 選手名(チーム) | 打率 |
---|---|---|
1 | 黒川 史陽(楽天) | .307 |
2 | 和田 恋(楽天) | .289 |
3 | 萩尾 匡也(巨人) | .283 |
4 | 村川 凪(DeNA) | .280 |
5 | 松尾 汐恩(DeNA) | .277 |
6 | 勝又 温史(DeNA) | .272 |
7 | 松本 友(ヤクルト) | .268 |
8 | 陽川 尚将(西武) | .264 |
9 | 香月 一也(巨人) | .263 |
10 | 澤井 廉(ヤクルト) | .262 |
◆ウエスタン・リーグ
順位 | 選手名(チーム) | 打率 |
---|---|---|
1 | 鵜飼 航丞(中日) | .287 |
2 | 遠藤 成(阪神) | .270 |
3 | 二俣 翔一(広島) | .257 |
4 | 中村 貴浩(広島) | .244 |
5 | 林 晃汰(広島) | .237 |
6 | 井上 広大(阪神) | .234 |
7 | 樋口 正修 (中日) | .203 |
※ 全日程終了後の成績です。
リーグ別・リーダーズ
各部門の首位選手です。
◆イースタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
防御率 | 宮川 哲(西武) | 2.45 |
勝利 | 松井 颯(巨人) | 8 |
長谷川 威展(日本ハム) | 8 | |
塩見 貴洋(楽天) | 8 | |
勝率 | 宮川 哲(西武) | .750 |
奪三振 | 井上 温大(巨人) | 84 |
本前 郁也(ロッテ) | 84 | |
セーブ | 清宮 虎多朗(楽天) | 22 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
本塁打 | 澤井 廉(ヤクルト) | 18 |
打点 | 和田 恋(楽天) | 71 |
出塁率 | 黒川 史陽(楽天) | .373 |
安打 | 黒川 史陽(楽天) | 104 |
盗塁 | 村川 凪(DeNA) | 29 |
◆ウエスタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
防御率 | 村西 良太(オリックス) | 1.73 |
勝利 | 佐藤 一磨(オリックス) | 8 |
秋山 拓巳(阪神) | 8 | |
勝率 | 黒原 拓未(広島) | .857 |
奪三振 | 曽谷 龍平(オリックス) | 87 |
セーブ | 尾形 崇斗(ソフトバンク) | 16 |
小林 慶祐(阪神) |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 |
---|---|---|
本塁打 | リチャード(ソフトバンク) | 19 |
打点 | リチャード(ソフトバンク) | 56 |
出塁率 | 鵜飼 航丞(中日) | .333 |
安打 | 二俣 翔一(広島) | 94 |
盗塁 | 渡部 遼人(オリックス) | 20 |
※ 全日程終了後の成績です。
記録による表彰
2023年度の個人タイトルです。
◆イースタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
最優秀防御率投手賞 | 宮川 哲(西武) | 2.45 | 初受賞 |
最多勝利投手賞 | 松井 颯(巨人) | 8 | 初受賞 |
塩見 貴洋(楽天) | 8 | 初受賞 | |
長谷川 威展(日本ハム) | 8 | 初受賞 | |
最多セーブ投手賞 | 清宮 虎多朗(楽天) | 22 | 初受賞 |
勝率第1位投手賞 | 宮川 哲(西武) | .750 | 初受賞 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
首位打者賞 | 渡邊 佳明(楽天) | .372 | 初受賞 |
最多本塁打者賞 | 澤井 廉(ヤクルト) | 18 | 初受賞 |
最多打点者賞 | 和田 恋(楽天) | 71 | 5年ぶり2度目 |
最多盗塁者賞 | 村川 凪(DeNA) | 29 | 初受賞 |
最高出塁率者賞 | 渡邊 佳明(楽天) | .437 | 初受賞 |
※渡邊佳明選手(楽天)は規定打席に47打席不足も、野球規則9.22(a)により首位打者、最高出塁率者とする。
<野球規則9.22(a)(抜粋)>・・・ただし、必要な打席数に満たない打者でも、その不足数を打数として加算し、なお最高の打率、出塁率になった場合には、この打者がリーグの首位打者、最高出塁率打者となる。
◆ウエスタン・リーグ
(投手部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
最優秀防御率投手賞 | 村西 良太(オリックス) | 1.73 | 初受賞 |
最多勝利投手賞 | 佐藤 一磨(オリックス) | 8 | 初受賞 |
秋山 拓巳(阪神) | 8 | 2年連続5度目 | |
最多セーブ投手賞 | 尾形 崇斗(ソフトバンク) | 16 | 初受賞 |
小林 慶祐(阪神) | 16 | 初受賞 | |
勝率第1位投手賞 | 黒原 拓未(広島) | .857 | 初受賞 |
(打撃部門)
タイトル | 選手名(チーム) | 記録 | 受賞回数 |
---|---|---|---|
首位打者賞 | 池田 陵真(オリックス) | .301 | 初受賞 |
最多本塁打者賞 | リチャード(ソフトバンク) | 19 | 4年連続4度目 |
最多打点者賞 | リチャード(ソフトバンク) | 56 | 2年連続3度目 |
最多盗塁者賞 | 渡部 遼人(オリックス) | 20 | 初受賞 |
最高出塁率者賞 | 池田 陵真(オリックス) | .362 | 初受賞 |
※池田陵真選手(オリックス)は規定打席に14打席不足も、野球規則9.22(a)により首位打者、最高出塁率者とする。
<野球規則9.22(a)(抜粋)>・・・ただし、必要な打席数に満たない打者でも、その不足数を打数として加算し、なお最高の打率、出塁率になった場合には、この打者がリーグの首位打者、最高出塁率打者となる。
ファーム日本選手権
2023年10月7日(土)13時00分から、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催されたファーム日本選手権。
イースタン・リーグからは読売ジャイアンツ(5年ぶり28度目)が、ウエスタン・リーグからは福岡ソフトバンクホークス(3年ぶり14度目)が出場しました。
どちらのチームがファーム日本一になったのか、ファーム公式戦の最後の試合となるファーム日本選手権の結果を見てみましょう。
◆試合結果
福岡ソフトバンクホークスが4年ぶり5度目のファーム日本一になりました。
巨人 5-6 ソフトバンク
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 6 |
巨人 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
※先発 巨人:松井 ソフトバンク:森
※責任投手 勝:泉 セ:尾形 敗:井上
★勝利チーム
福岡ソフトバンクホークス
一般社団法人日本野球機構よりペナント、チャンピオンフラッグ
出場球団資金(勝利チーム)
福岡ソフトバンクホークス
一般社団法人日本野球機構より 100万円
出場球団資金(敗戦チーム)
読売ジャイアンツ
一般社団法人日本野球機構より 50万円
★表彰選手
最優秀選手賞
川村 友斗 選手(福岡ソフトバンクホークス)
一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金50万円
優秀選手賞
生海 選手(福岡ソフトバンクホークス)
山瀬 慎之助 選手(読売ジャイアンツ)
一般社団法人日本野球機構よりトロフィー、賞金20万円
ホームラン賞
山瀬 慎之助 選手(読売ジャイアンツ)
リチャード 選手(福岡ソフトバンクホークス)
株式会社シミズオクトより 金一封
2023年のファーム日本選手権は福岡ソフトバンクホークスが日本一に決まりました。
ファーム日本選手権が終わると秋季教育リーグであるフェニックスリーグが始まります。
切磋琢磨して来シーズンは1軍で活躍する姿を楽しみにしています。
今回は今シーズンのイースタン、ウエスタンの順位と成績と10月7日に開催されたファーム日本選手権の結果を振り返りました。
- 出典元
- 2023表彰選手@NPB公式サイト
- https://npb.jp/award/2023/
- ファーム日本選手権@NPB公式サイト
- https://npb.jp/farmchamp/2023/
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