マイナビオールスターゲーム2019 -続報-
Create:2019/6/25
マイナビオールスターゲーム2019 のファン投票が完了し、ファン投票結果が発表されました。ファン投票、選手間投票、監督選抜、プラスワン投票を経て出場選手が決定します。今年のオールスターゲームはどの選手が選出されるのでしょうか。
今回は2019年のオールスターゲームの開催要項のおさらいをします。
名称は?
正式名称は『マイナビオールスターゲーム2019』です。
開催日は?
2019年7月12日、13日で、14日が予備日となっています。
試合開催球場は?
12日は東京ドーム、13日は阪神甲子園球場(雨天中止の場合は翌14日)です。
出場選手の選出方法は?
以下の方法により各球団から1名以上選出されます。
・ファン投票
・選手間投票
・監督選抜
・プラスワン投票
出場選手はセ・パそれぞれ28名(ファン投票、選手間投票、監督選抜により選出)+プラスワン投票で選出された1名の計29名となります。
選手選抜の規定は?
選抜される選手は以下の条件をクリアしている必要があります。
1.本年の5月31日までに支配下登録されていること。
2.外国人選手はセ・パそれぞれのチームに4名以内であること。
2の補足説明
4名の内訳は投手と野手のそれぞれを3名以内です。ファン投票で選出された場合はこの制限はありません。ただし、いずれの場合もラインアップに同時に入れることができる外国人選手の人数は投手1名、野手3名以内となります。
チーム編成は?
セ・パそれぞれのチームで監督は昨年度のリーグ優勝チームの監督が、コーチはリーグ2位、3位チームの監督が務めます。
2019年セ・パの監督とコーチは以下となります。
◆監督
パ:辻監督(西武)
セ:緒方監督(広島)
◆コーチ
パ:工藤監督(SB)、栗山監督(日本ハム)
セ:小川監督(ヤクルト)、原監督(巨人)
◆選手 (29名)
< ファン投票による選出 >
セリーグは11名、パリーグは12名。
・先発、中継、抑え、捕手、1塁手、2塁手、3塁手、遊撃手は投票で1位の選手。
・外野手は投票で1~3位までの選手。
・パリーグのみ指名打者の投票で1位の選手。
< 選手間投票による選出 >
セリーグは9名、パリーグは10名。
・投手、捕手、1塁手、2塁手、3塁手、遊撃手は投票で1位の選手。
・外野手は投票で1~3位までの選手。
・パリーグのみ指名打者の投票で1位の選手。
< 監督選抜による選出 >
ポジションに関わらず各球団から1名以上選出されるように、ファン投票、選手間投票と合わせて28名になるよう選出。
<プラスワン投票による選出>
セ・パそれぞれポジションに関わらず、ファン投票により1位の選手。
試合ルールは?
予告先発とDH制を採用します。
5回終了で試合が成立し、9回終了をもって試合終了となります。9回終了時点で引き分けていても延長や再試合は行われません。
選手起用は?
1-1.ファン投票で選出された選手(投手以外)
2試合とも9回終了までに必ず試合に出場させなければなりません。
1-2.ファン投票で選出された投手 と ファン投票以外で選出された選手
2試合を通して必ず試合に出場させなければなりません。
2.ファン投票で選出された選手が投手と野手の両方でファン投票選出の規定を満たしている場合、ファン投票選出基準に準じて選出されたポジションにて出場します。
この場合において、
(1)投手として出場すべき選手が怪我などの正当な理由により投手としては出場できないが、野手としてなら出場できる場合は野手として、2試合とも出場させなければならない。
(2)野手として出場すべき選手が怪我などの正当な理由により野手としては出場できないが、投手としてならば出場できる場合は投手として2試合を通して必ず出場させなければならない。
とされています。
3.投手はイニングの始めかイニング途中無死から登板した場合、3イニングを超えて投球することはできません。一死または二死後から登板した場合は以後の完全な3イニングを投球することができます。
4.最後に出場した捕手が負傷などによりプレイ続行不可能となり捕手がいなくなった場合、既に退いた捕手が再出場することが認めらます。その場合、打順は負傷退場した捕手の打順を受け継ぐものとします。
補充選手は?
1.選抜された選手が怪我などで試合出場に支障が生じると認められた場合、オールスターゲームの開始日以前であれば、コミッショナーに承認を得て出場資格者の中から替わりの選手を補充選考することができます。
2.補充選考される選手のポジションは特に制限されません。
3.投手として出場すべき選手が野手として出場する場合(選手起用2(1)に該当)、該当選手の所属するリーグチームは投手を1名補充することができます。その場合の選考方法は1に準じます。なお、野手として出場すべき選手が投手として出場する場合(選手起用2(2)に該当)は選手補充はできません。
スターティングメンバーは?
監督が選考します。
予告先発を採用するため、第1戦は前日、第2戦は第1戦終了後に日本野球機構が先発投手を発表します。
各試合の表彰は?
最優秀選手賞と敢闘選手賞が第1戦、第2戦の各試合で選出されます。
最優秀選手賞は1名で賞金300万円が贈られます。
敢闘選手賞の人数は決まっておらず賞金100万円が贈られます。
この他マイナビ賞として、2試合を通して『ファンに夢と感動を届けた選手』1名に賞金100万円が贈られます。
ホームランダービー
第1戦、第2戦において、アトラクションとしてホームランダービーを開催します。
両リーグから4選手ずつ計8選手で、2試合を通してトーナメント方式で対戦、ホームラン王を決定します。
◆ホームランダービー参加選手
ホームランダービーに参加する選手はファン投票で選出します。
ファン投票期間は7月2日~7日、投票結果は9日の16時に発表されます。
< 参加条件 >
1.オールスターゲームに出場が決まっていること。
2.本年6月30日までに7本以上、もしくは昨年度公式戦で15本以上ホームランを打っていること。
※ファン投票数が同数の場合は本年度公式戦でホームラン数が多い選手を上位とします。
◆競技ルール
トーナメント方式で対戦します。
第1戦の試合前に4選手で1対1の対戦を行い、勝ち抜け選手を決めます。
第2戦の試合前に残りの4選手で1対1の対戦を行い、勝ち抜け選手を決めます。
勝ち抜けた2選手で決勝戦を行い、優勝者を決めます。
< ルール >
2分間、球数無制限でホームラン数を競います。
同点の場合は1分間の延長戦を行い勝者を決めます。
延長戦でも同点の場合は以下の方法で勝者を決めます。
1.ホームランダービーのファン投票数が上位の選手
2.今シーズンの公式戦でホームラン数が多い選手
3.昨シーズンの公式戦でホームラン数が多い選手
ただし、決勝でホームラン数が両者0の場合は引き分けとなります。
◆賞金
優勝者には賞金100万円が贈られます。
オークション
オールスター終了後、オールスターゲームに出場した監督、コーチ、選手、審判員が着用したユニフォームにサインを入れて、ネットオークションに出品します。
入札方法、期間、寄付先などの詳細については後日発表されます。
もろもろな詳細に関して
NPB公式サイトにマイナビオールスターゲームの詳細な情報があります。
NPB公式サイト オールスターゲーム
http://npb.jp/allstar/2019/
既にファン投票は完了し、投票結果が発表されています。この後、選手間投票、監督選抜、プラスワン投票を経て、最終的に出場選手が決定します。
年に1度の夢の祭典。楽しみに待ちましょう。
出典元
NPB公式サイト マイナビオールスターゲーム2019
http://npb.jp/allstar/2019/
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