無観客試合 -2020-
Create:2020/03/07 Update:2020/09/21
2020年初春、中国に始まり、日本のみならず世界中にとんでもないことが起こりました。新型コロナウイルスの感染拡大です。
未知のウイルスで原因も治療方法もわからない状況の中、感染が拡がっています。それを防止するための対策として各イベントの自粛が要請されました。それを受けプロ野球界は3月からのオープン戦全試合を無観客試合とすることを決定しました。
公式戦がどのようになってしまうのか、今(3月6日時点)はまだわかりませんが、記録として経緯をまとめることにしました。
終息するまで、随時更新していく予定です。
<記事リンク>
2020年1月
中国で新型のコロナウイルスの感染が拡がっているという報道が出始め、1月の下旬に日本国内でも感染者が出始めました。
原因は・・・言及するのはやめます。。(-_-;)
1月ということで選手は春季キャンプを前に自主トレを行っていました。練習の見学は特段規制もなく、球場なども入れる状態であれば入場して見学ができていました。練習後ならばサインを貰うことも、プレゼントを渡すことも大丈夫でした。
そして2月、各球団とも春季キャンプのため監督・コーチ・選手・スタッフの面々がキャンプ地入りし、ファンもまたキャンプ地の向かったのでした。
2020年2月
春季キャンプが始まりました。
最初はマスクをする人はほとんどいませんでしたが、徐々に国内でも感染が拡がり始めました。
そのため各球団とも新型コロナウイルスに警戒し、徐々にファンサービスの自粛や練習試合やオープン戦時のジェット風船の禁止や自粛など始まりました。
2月下旬にはウイルスの感染が深刻化、まずはJリーグが3月15日まで試合開催を延期しました。
プロ野球界では2月26日に12球団代表者会議が開かれることになり、この場で2月29日からのオープン戦に関してどのような対応を取るのか検討することとなりました。
が、代表者会議前日の25日、代表者会議の検討を前に読売ジャイアンツが東京ドーム開催の2試合(2/29、3/1)を無観客試合とすることを発表しました。
そして翌26日の代表者会議で検討した結果、3月15日までの残りのオープン戦全試合と春季教育リーグ全試合を無観客で開催する旨、発表しました。
2020年3月
無観客試合となったため、パーソル パ・リーグTVが『オープン戦の無料視聴キャンペーン』を実施しました。
また、日本ハムはFFTVで鎌ケ谷スタジアムで開催される春季教育リーグの試合の配信を実施しました。
3月2日にはJリーグと協力し、ウイルス感染拡大防止に向けて取り組んでいる専門家による専門家チームを結成、開幕に向けて適格な対応を取るためのアドバイスを受けることとしました。
3月3日に第1回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家より試合開催時の応援スタイルによるリスクを指摘されたそうです。
3月9日に第2回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家より「開幕について延期が望ましい」と提言されたそうです。
そしてこの会議後、臨時の12球団代表者会議が開かれ、3月20日に予定していた公式戦開幕の延期を決定しました。延期の期間など詳細に関しては3月12日の会議で話し合う予定だそうです。
ファームに関してはイースタン・リーグとウエスタン・リーグで動きが異なるようです。
イースタン・リーグは3月中の試合を練習試合とし、無観客で実施するようです。また、ウエスタン・リーグはソフトバンクがタマスタ筑後で開催される6試合について中止を発表しています。
3月10日、各球団からの発表を見ると、イースタン、ウエスタンともには3月中の試合を練習試合とし、無観客で実施するようです。
※3月9日NPB発表で、ファームに関してはイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグとも、練習試合として無観客で試合を実施する旨、記載がありました。
3月12日に第3回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームより感染症対策に関して提言されました。
感染対策の基本方針から、感染対策を考える上での重要事項、選手・関係者への対応、観客への対応、応援団・サポーターとの連携・協力、観客の入場を前提とした試合開催 などの観点から細かく提言されています。
現在の応援スタイルに関してはほとんどが感染リスク高 と仕分けされています。飲酒も抑制することが望ましいようです。
3月23日に第4回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームより「日本は爆発的な感染は持ちこたえている状態ではあるが、いまだ大規模イベントについては自粛を求められる状況は続いており、早期開催は難しい。4月のできるだけ遅い時期に目標を定めて」と提言されたようです。
それを踏まえ12球団代表者会議を開催、検討した結果 4月24日開催を目指すことを決議しました。
また、元々の公式戦日程で行っていた練習試合をパ・リーグは3月24日から4月9日まで、セ・リーグは3月26日から4月13日まで中断することが決まりました。
練習試合の再開はパ・リーグは4月10日、セ・リーグは4月14日からとなり、4月23日まで開催される予定になっています。
ファームに関しては引き続き練習試合を4月23日まで実施していくようです。
3月26日。
とうとう球界にもウイルスの魔の手が伸びてしまいました。選手が感染。若いし体力もあるので症状は軽いと信じたいです。が、球団にはいろいろな年齢の方が携わっているので・・最小限の影響であることを祈るのみです。
セ・パの練習試合は一時中断中なので、ウエスタンリーグは3月26日に練習試合の阪神戦を3月26日から4月2日まで中止としました。
また、東京都の感染者数が増加の一途をたどっており、東京都と近県で3月28日、29日の外出自粛要請があったため、イースタンリーグは3月27日に両日の練習試合を全試合中止としました。
3月27日、先に感染が確認された選手と同じ会食に参加していた選手の検査結果が 陽性 であったことが発表されました。感染した選手が複数名となったことを受け、ウエスタンリーグの阪神戦は4月5日まで中止となりました。
感染していた選手が練習試合に出場していたため、球場内のロッカー、ベンチなどの消毒が、また、濃厚接触した相手チームの選手が自宅待機するなど生じています。
感染者が出ていない各チームも、感染防止対策としてチーム活動の休止や、各選手の外出禁止・自粛など措置がとられました。
万が一、球界に感染者が増えてしまうと、開幕の目途が立たなくなる可能性も秘めています。なんとか最小限におさえられることを期待します。
3月30日、ファームのイースタン、ウエスタン両リーグの運営委員会が新型コロナウイルスの感染予防のため、3月31日~4月6日までの練習試合の中止を決定しました。
3月31日、4月3日に開催される12球団代表者会議に先駆け、パ・リーグの6球団社長が急遽オンライン会議を実施しました。感染拡大状況や活動休止が相次ぐ各球団の状況を鑑み、4月24日開幕を目指していましたが、難しいということで意見が一致したそうです。
今日で3月が終わりますが、まだまだ開幕できる状況ではないように思います。
2020年4月
4月2日、セ・リーグ6球団の理事による会合が開かれ、4月24日の公式戦開幕は難しいとする意見が上がったそうです。これはパ・リーグの方針と一致しており開幕が5月以降にずれ込む可能性が高まりました。
4月3日、第5回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームより「全国で患者が急増している。できるだけ開催時期を後ろに伸ばすべき。」と提言されたそうです。
それを受けて行われた12球団代表者会議では、パ・リーグ、セ・リーグそれぞれが事前に4月24日開幕は困難との認識で一致していたため、再度、開幕延期することが決まりました。今回は新たな開幕日は決めず、今後の推移を見ながら4月下旬か5月上旬を目途に、新たな開幕日の設定などを協議することになりました。
また、開幕時期が後ろにずれるため、143試合を予定していた公式戦の試合数を減らすことも検討せざるを得ないとのことです。
4月10日から再開予定だったパ・リーグ、セ・リーグそれぞれの練習試合は行わないこととなりました。また、ファームのウエスタン・リーグ、イースタン・リーグも4月中は練習試合を行わないことになりました。
4月7日、7都府県に緊急事態宣言が発令されました。東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡が対象です。
期間は4月7日の官報に公示された時点で効力が発生するということで、7日23時半過ぎに宣言が発効され、ここから5月6日までです。
この7都府県全て、本拠地を置く球団があります。これにより4月中の試合は完全になくなりました。この前からの状況を見れば当然なのですが、正式になくなりました。まだ試合日程の更新はされていませんが、5月6日までの試合も無しでしょう。
本来であればゴールデンウイークの『魔の9連戦』でした。。
同日、NPBより『日本野球機構からプロ野球にかかわる皆さまへ』とメッセージがありました。
翌8日には、5月以降に開催予定のパ・リーグ試合の開催球場の1部変更が発表されるなど、可能性を模索しつつ、厳しい局面を迎えています。
このような状況なのでいろいろな意見があると思いますが、可能であれば・・どんなかたちであれ・・開幕していただきたい。これは野球を見る私の勝手な想いです。
本来であれば毎試合後、嬉々として試合結果を更新していたはずだったのに・・チケット払い戻しのお知らせURLを更新することになろうとは・・切ないです。(´;ω;`)
4月17日。
2020年 セ・パ交流戦の開催中止が決まりました。さらに5月末まで試合開催されないことも決まりました。
前日の16日には緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されました。感染が拡大の一途をたどっている状況なのでこれも止む無しです。
開幕できるか、なかなか厳しい状況です。毎回、開幕が延期になる度、身がそがれていく気がします。が、これはどんどん研ぎ澄まされているのだ。と思うことにして、開幕する日を待とうと思います。
開幕日の決定は、4月末か5月上旬に行うという予定に変更はないそうです。感染が収束に向かっていくことを期待します。。
4月23日、第6回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームは「緊急事態宣言がある中で再開するのは難しい。(緊急事態宣言の解除後)、どういうことに注意しながら開催するのか。まずは無観客という形になると思うが、選手、スタッフの健康管理をどうしていくか。開催に向けてのプロトコル、ガイドラインを作っていく。」としたそうです。
このあと行われた12球団代表者会議では、前回4月末か5月上旬に開幕日を決める予定だったのを ①5月上旬、連休明けくらいに開幕日を決めること、②開幕しても最初のほうは無観客で開催すること、③それでも何とか開幕していこう ということを確認したそうです。
↑には「③それでも何とか開幕していこう」的な文言はありませんが。。「国民的スポーツである野球をなんとかファンのみなさんに届けたいという強い思いがあり」が「何とか開幕していこう」ということだと解釈しました。。
もう今年は野球ムリなんじゃね。。なんて声もちらほら聞こえてきますが。ムリじゃね・・の一言で片づけず、開幕できる状況にもっていくのが私たちの務めではないでしょうか。開幕できるということは、状況が収束から終息へむかっているということです。無観客でもいい。開幕に向けて感染しない・させない行動を。
と念仏のように唱えておる今日この頃でございます。。
2020年5月
5月になりました。連休はすでに終わっています。連休明けから新規の感染者数は大分減っているように見えます。が、まだ収束しているのかはわかりません。
5月11日、第7回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催されました。緊急事態宣言が5月末日まで延期になったことを踏まえ、専門家から「まだ予断を許さない状況」として開幕の日付確定は難しいのではないか。
ただ、1部の県において緊急事態宣言の緩和や規制の解除され始めたので、その結果が出てくる5月20日から31日の状況が開幕日決定に影響するだろう。
と提言されたようです。
このあと行われた12球団代表者会議では、オールスターゲーム、フレッシュオールスターゲームの開催中止が決定しました。
また、開幕に関しては5月末まで感染状況を見ながら、慎重に見極め、開催のための準備が整うことを条件に、6月半ばから下旬に開幕できることを目指そうということで一致しているそうです。
5月22日、第8回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームより新たな提言を頂いたそうです。
提言にある観戦対策に従ってガイダンスを作成し、開催地の自治体と連携を密に図って試合を開催することが前提ということのようです。
提言の内容を見ると、なかなか守っていくのは厳しいです。提言に沿って自分が生活していくと考えたら「大変だ」と思ってしまいました。
開幕してほしいという想いとは裏腹に、選手・監督・コーチ・スタッフを始め、その家族にも相当なプレッシャーがかからなればよいのですが。。球団も感染予防に関して相当予算がかかると思われます。
また、球場での観戦も相当制限が入ります。入場、退場も今までのようにはいかなくなりそうです。開幕しても対策できるまで、当分は無観客試合が続きそうです。
開幕が現実味を帯びてきてうれしいはずなのですが・・提言の内容を見て複雑な気持ちにもなりました。。
5月25日、緊急事態宣言が解除されていなかった5都道県(東京、北海道、埼玉、千葉、神奈川)も解除されることになりました。
それを受けプロ野球も同日、セ・リーグ、パ・リーグ、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの全て、6月19日に開幕することを決めました。
当面は無観客での開催になります。
試合日程、開催球場などの詳細は今後発表されるそうです。
5月27日、各球団から練習試合の日程が発表になりました。
セ・パは6月2日~14日まで、4カードを実施します。
イースタンは6月2日~17日まで、ウエスタンは6月2日~18日まで。
いづれも無観客で開催されます。
2020年6月
6月です。今月はとうとう・・開幕です。
明けない夜はない。。( ;∀;)
6月1日、セ・リーグ、パ・リーグの公式戦試合日程が発表されました。
セ・リーグは6月19日から7月23日まで、パ・リーグは6月19日から7月19日までの日程を発表。以降の日程は、決まり次第、発表されます。
開幕当初は無観客での開催。いつから観客をいれるようになるかは、未定です。
6月2日、セ・リーグ、パ・リーグ、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの無観客での練習試合が始まりました。
また、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの公式戦試合日程が発表されました。
イースタン・リーグは6月19日から7月26日まで、ウエスタン・リーグは6月19日から7月19日までの日程を発表。以降の日程は、決まり次第、発表されます。
6月3日、選手2名のPCR検査結果について陽性反応がでたようだ。というニュースが流れました。。
球団からの発表によると・・。
5月末、希望者を対象に抗体検査を実施した結果、抗体ができている選手とスタッフ計4名が確認されました。
6月2日、PCR検査を実施したところ、結果は陽性だったそうです。
陽性だったものの正常値ギリギリの「微陽性」にあたる上、回復を示すIgG抗体を持っていることから感染から回復後、かなり時間が経っている。と専門家から見解を得たそうです。
現在入院しているそうですが、PCR検査を連日実施し、陰性が確認されたら早期にチームに合流することを目指して行くそうです。
https://www.giants.jp/G/gnews/news_3914943.html
6月4日、選手2名のPCR検査の結果、全くウイルスが検知されない陰性の判定がでたそうです。
https://www.giants.jp/G/gnews/news_3914944.html
6月8日、第9回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームから開幕前の事前検査や開幕後の検査体制について提言を受けたそうです。
検査は定期検査と緊急対応検査を分けて考え、定期検査は監督、コーチ、選手、スタッフ全員が月に1回程度、定期的に検査を行うことが必要。
定期検査の方法は、唾液と鼻腔のいづれの検査もほぼ同等ということが分かっているので、唾液によるPCR検査を行うことを提言されたそうです。
このあと行われた臨時12球団代表者会議では、専門家チームからの提言をもって選手らへの事前検査の実施について検討した結果、まずは開幕前に検査ができるよう努力し、開幕後は月に1回の検査を定期的に行うことを全球団で確認したそうです。
検査の対象は監督、コーチ、選手、スタッフ、および審判員。詳細に関しては再度、専門家チームに確認の上、決定するとのことです。
また、NPB実行委員会も開催され、12月に予定していたアンパイア・スクールの開催を見送ることを決定したそうです。
6月10日、NPBと日本プロ野球選手会の事務折衝が行われました。
そこで2020年シーズンの特例ルールに関してNPBと選手会とで合意したとのことです。
合意した特例ルールは以下となります。
- 出場登録人数 :29人 → 31人
- ベンチ入り :25人 → 26人
- 延長戦 :12回 → 10回
- 新戦力獲得期間:7月31日 → 9月30日
外国人選手の1軍枠は4人から5人に増えますが、ベンチ入り人数は4人のままです。5人枠での投手・野手の内訳などは引き続き協議していくそうです。
FA権取得に関わる出場登録日数の扱いに関して選手会は15日に臨時大会で諮り、16日のNPBとの事務折衝で合意を目指すそうです。
- 出典元
- 今季は延長10回打ち切り NPBと選手会で合意 1軍外国人枠5人に増加など特別ルール採用@スポニチ
- https://news.yahoo.co.jp/articles/ac8a5ec267fbc9f2bf467eaf41040409da3c5efa
6月15日、前回未定だった2クール以降のセ・リーグ、パ・リーグの公式戦試合日程が発表されました。セ・リーグは11月7日(土)、パ・リーグは11月6日(金)までの日程になっています。
また、パ・リーグのみ実施されるクライマックスシリーズの日程も同時に発表されました。
11月14日~17日(18日は予備日)に1位チームの本拠地で開催されます。1位と2位のチームで4戦、1位のチームには1勝のアドバンテージが与えられ、先に3勝したチームが日本シリーズへと進みます。
- 出典元
- セ、パ公式戦全日程発表 CS開催パ1位対2位のみ@日刊スポーツ
- https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006150000261.html
6月16日、NPBと日本プロ野球選手会の事務折衝が行われました。
意見が分かれていた登録日数の算出方法に関して、NPBと選手会とで合意がとれたそうです。
2020シーズンの登録日数の算出方法は (登録日数 x 1.3) になります。
当初、選手会側は(登録日数 x 1.35)程度で算出するように求め、一方NPB側は(登録日数 x 1.2)程度を提示していたようです。
- 出典元
- 選手会とNPB、出場選手登録日数の算出方法で合意 今季は登録日数×1・3@スポーツ報知
- https://news.yahoo.co.jp/articles/4ea7cab05a3da28628a4f856340fb6ece578476c
また、前回未定だった2クール以降のファーム、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの公式戦試合日程が発表されました。
6月17日、2020シーズンの特例事項について、NPBより発表されました。
特例事項は以下となります。
- 試合数は120試合
- クライマックスシリーズはパリーグのみ開催。1位と2位のチームで対戦。
- 延長回は10回まで。イースタン、ウエスタンも同様。
- 出場選手登録は31名まで、ベンチ入りは26人まで。
- 外国人選手は出場選手登録は5名まで、ベンチ入りは4人まで。
- 勝率第1位投手賞の表彰は10勝以上を規定とする。
- コロナウイルス感染に関して「感染拡大防止特例2020」を新設し、選手異動手続きに特例を適用できる。
開幕後
6月19日、NPBよりシーズンの開幕にあたりコメントが発表されました。
また、12球団と日本野球機構は開幕までにPCR検査を実施し、検査を受けた全員の陰性判定を確認したそうです。
6月22日、第10回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催され、専門家チームを交えて有観客試合の開催に向けて協議したそうです。
専門家チームからは「社会の動きと連動しながら、新たな応援スタイルを確立した上で7月10日から観客を入れて頂く。感染がゼロになっていないので十分な対策を行い、前向きに考えて議論している。」と説明がありました。
また、このあとに開催された12球団代表者会議で7月10日から観客を入れての試合開催を目指し、開催に向けた準備についての協議をしたそうです。開催球場により時期や観客数に差が出る可能性がありますが、7月10日から有観客での試合が解禁になりそうです。
7月7日、有観客での試合開催に向けて、感染予防ガイドラインを策定しました。
8月21日、有観客での試合開催に向けた感染予防ガイドラインの1部が更新されました。
ページ数が多く、更新履歴らしきものもぱっと見見当たらないのでどこが更新されたのかわかりませんが。。観戦に行く際、ガイドラインの観客に関係のある個所を一読してからのチケット購入をお勧めします。
9月12日、臨時実行委員会が開催され、政府の規制緩和方針に対するNPBの対応が検討されました。。
この検討の中で、各球団が、各々の判断で、入場者数の規制緩和を行うことが決まったようです。規制緩和は9月19日からで、それに伴い各球団で入場者数の受け入れ準備、実施となるようです。
9月18日、規制緩和により9月19日から入場観客数が増えることになり、NPBの新型コロナウイルス感染予防ガイドライン(有観客開催)も更新されました。
球場で観戦される方は特に『9.発症者/陽性感染者発生時の対応(観客)』と『10.観客の皆様の対応』に目を通すことをお勧めします。
9月21日、日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)がファン・サポーターに向けて共同メッセージを発信しました。
今まで通りの観戦スタイルではありませんが、ルール・マナーを守って2020年シーズンが完走できるよう、みなさまで楽しく協力していきましょう。
昨シーズンまでと同じと言うわけにはいきませんが、球場で観戦できる日が戻ってきて単純に良かったと思います。何かあると批判されるのか、それともこれからの様式として受け入れられるのかわかりません。球場で観戦する際は十分な予防対策で出かけてほしいと思います。また、体調が悪いときは行かない勇気もぜひ、持ち合わせて頂きたいです。
次につなげるため、できることをしていきましょう。
3月23日に2度目の開幕延期が決まり、4月3日には再度、開幕延期が決まりました。さらに4月17日にはセ・パ交流戦の中止と、5月末までの試合開催なしが、5月11日にはオールスターゲーム・フレッシュオールスターゲームの中止が決定しました。
5月下旬、予想より早く緊急事態宣言も解除され始め、開幕の可能性が見えてきました。そして5月25日、とうとう2020シーズンの開幕日が決まりました。2020シーズンの特例事項も決まりました。登録日数の算出方法も決まりました。
開幕しました。
2020シーズン、野球の神様は私たちにこの上ない喜びをくれました。存分に楽しみましょう。
おわり。。
たぶん。。。。。
のだまかんせん
プロ野球観戦の手引き