オープナー・ブルペンデー・借金・貯金・ゲーム差・マジックナンバーとは

どうなってるの？その１１

Create：2019/8/20

野球用語にはよく耳にするものもあれば、最近耳にするようになったものもあります。用語がどういう意味なのかが分かれば、ペナントレースをより楽しく見ることができそうです。

今回は、オープナー・ブルペンデー・借金・貯金・ゲーム差・マジックナンバーについて調べてみました。

本来、リリーフ登板する投手が先発として登板し1～2回の短いイニングを投げた後、本来の先発投手をロングリリーフとして継投する方法、およびこの時に先発した投手を指します。

リリーフ登板とは先発と抑えの間に投げる投手のことを言います。

この戦術は、2018年にメジャーリーグのチームが初めて本格的に採用し広まっていきました。

出典元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』オープナー (野球): https://ja.wikipedia.org/wiki/オープナー_(野球)
ニコニコ大百科(仮) 中継ぎ投手: https://dic.nicovideo.jp/a/中継ぎ投手

オープナーの派生形で、全てのイニングをリリーフ投手で継投する方法を言います。

小刻みに投手を交代するため相手打線に応じて適した投手を投入することができ、また相手打線は毎打席投手が異なるため投球に慣れることがなく、そのため被打率を低く抑える可能性が高くなります。

この戦術は、先発投手の足りないチームがとる苦肉の策ともいえます。

出典元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』オープナー (野球): https://ja.wikipedia.org/wiki/オープナー_(野球)

リーグ戦で負けた試合数が勝った試合数を上回っているときのその差を言います。

例えば、勝った試合数が10で負けた試合数が12のとき、借金は2になります。

リーグ戦で勝った試合数が負けた試合数を上回っているときのその差を言います。

例えば、勝った試合数が12で負けた試合数が10のとき、貯金は2になります。

上位チームと下位チームがどのくらい離れているかを表す指標です。順位表では差として表示されます。

＜算出方法＞

A＝上位チームの勝ち数－下位チームの勝ち数

B＝下位チームの敗け数－上位チームの敗け数

ゲーム差＝(A－B)÷2

他チームの試合結果は関係なく、『自チームがあと何勝すれば優勝が決定する』と言える勝ち数のことを言います。

他の全チームに自力優勝の可能性がなくなった状況でこの数値を用い、この条件が成立した場合に『マジックが点灯した』といいます。

優勝するまでの過程は①マジックが点灯する②マジックナンバーを減らす③優勝決定となります。

マジックナンバーは『M24』などと表示され、自チームが勝利することでマジックナンバーが１ずつ減少し、マジックナンバーがゼロになると優勝が決定します。また、マジック対象チームが負けた場合もマジックナンバーが１減ります。

一旦マジックナンバーが点灯しても、他チームに自力優勝の可能性が復活した場合はマジックが消滅することもあります。

出典元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』マジックナンバー (野球): https://ja.wikipedia.org/wiki/マジックナンバー_(野球)